不登校ひきこもり 思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


娘、引越し後、初の病院

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薬を出さない、誠実な漢方医との出会い


読者のみなさん、こんにちはー。
思春期ブルー相談室の海野しぶきです。

前回からの続きです!

顔に出るアトピーの激しいかゆみで眠れぬ日々を過ごしている娘の話をお届けしています。


自己流にはなりますが、脱保湿という何も肌に塗らない方法をスタートして一週間。

元々の予約を早めた、漢方外来の初診日がやってきました!

 

ssbluesoudan.hatenablog.com

 

 

仙台に引っ越してきて初めての病院です。

千葉で、娘オリジナルの煎じ薬を出してくれていた和漢の先生のお友だちだという先生がいるところ。

千葉の漢方の先生からの紹介状とともに、発達障害の小児科でももらっていた紹介状も合わせて持って行きました。


発達障害の方は、もう年齢的に大人なので、本来なら心療内科や精神科を受診するものなのでしょうが、娘の場合西洋薬で飲める薬が見つからなかったので、これまでの経緯が2枚に渡って書いてある紹介状を、漢方の先生にも見てもらった方がいいと思ったからです。


初めての病院で、しかも漢方外来となると、書くものがたくさん!

特に漢方外来の問診票って、独特なんですよね。

自分の感覚で、症状を5段階評価するんですけど、質問がいっぱいあるので、書き終えるまでにも時間がかかります。

しかも娘、今の状態が辛くて辛くてしょうがないので、アピールするかのように「とても」という意味の3重丸をいっぱい付けてました😅


診察室に呼ばれると、細身で穏やかな、70代と思われるダンディな先生は、初めましての娘に対して、マスクを一旦ずらして

「私はこんな顔ですよ。」

とあいさつし、またマスクを付けました。


なんてステキなごあいさつ!
と、いっぺんにこの先生が好きになりました。


今の住所や千葉でのことなど、少し和みの会話をしてから、最後の診察以降に起こったことなど、いろいろ聞かれました。

それに答えるだけでもかなりの時間。


先生は、娘が年齢は若いのにこれだけたくさん3重丸を付けてて、大変驚いてました。

2通の紹介状の内容といい、この問診票といい、コロナ禍での転居に伴う転院ですから、漢方の先生もとても慎重に確認してくれています。


今は顔のかゆみとしてパニックの症状が出ていますが、漢方を始める前に訴えていためまいや動悸はおさまりましたし、手足の冷えも改善していますから、明らかに煎じ薬の効果は出ています。


「やっぱりさすがだなー。」
と、千葉の先生のことをリスペクトしている先生。

ただ、娘が今飲んでいる薬は、これまでに扱ったことがないそうです。


この先生も相当長いこと漢方医として勤務しているはずですけど、やはり娘はかなりレアなケースなんですね。


今困っている顔のかゆみについて、漢方的にどう考えるか、っていうことをとても悩まれていて、思いがけないことを提案されました。

 

違う大学病院の精神科にいる漢方の先生と相談して、二人体制で診ていきたい、
というのです。


次の診察日までにその先生と相談して、どのように診察を進めていくか決めておくので、今日はここでは薬も出さないから、今飲んでいる漢方を続けていてください。

と言われました。


娘はまずくて大の苦手の煎じ薬を続けなくてはならないのはイヤなんですけど、副作用もないですし、効き目はありますからね。

それに、この先生は規定量の半分しか飲めていないことも、ハチミツ入れて飲んでいることもOKしてくれました。


めちゃくちゃ優しい…。


というわけで、この日は先生とたっぷりお話ししただけで終わりとなりました。


それにしても、他の先生と相談しながら治療していきたいと言う先生は初めて!


謙虚でなければ、こういう提案はできないですよね。


なんて真摯で誠実な先生なんだろうと、心が熱くなりました。


またひとり、目標となるステキな人と出会えたような気がします。

 

 

(つづく)