不登校ひきこもり 思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


ST気質を知ったことで子どもの見事な敏感さに気づいたお母さん

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不登校、高校2年生男の子のケース

先日カウンセリングを受けてくれたお母さんのエピソードです。

このお母さんは、息子さんが不登校になったことがきっかけでネット検索から私のブログにたどり着いたとのこと。

そこからホームページの「受容までの道のり14カ条」を読んで実践しようと決め、対面でのカウンセリングを受けてくれました。


息子さんは高校生になってから不登校になってますので、どちらかというと爆発するタイプではなく、デクレッシェンドタイプなのかな?

エネルギッシュなお姉さんとお母さんのバトルを多感な時期に見てますし、争いが苦手で平和を好むからなのか、あまり強く荒れたりもしないままスーッと不登校になっているようです。


元々とてもお母さんが思慮深い方なんだと思いますが、不登校の原因を自らの過干渉だと分析していて、過干渉を排除するためにも「親からは話しかけない」をがんばっているところのできごとです。


ある日、お笑い好きの息子さんがひとりでライブを見に行くと計画していたそうです。

お母さんは、息子さんが誰のライブに行くのか、ちょっと気になっちゃったんですね。
しかも(この人のを見て欲しいな)などと希望まで思ってしまったそうで。


つまり、息子さんに「すべて任せる」が気持ちの上でできてなかったわけです。
すると親というのはどういう行動を取るかというと、子どもに話しかけちゃうんですねー。

「その日に〇〇のライブがあるみたいだよ。」

とつい言ってしまったとか。


それを聞いた息子さんの反応がすごいです。

「外に出てほしいってこと?」

と即答したんだとか。


お母さん、(しまった!)と思ったそうですけど後の祭り。

子どもの鋭さは本当に的を得ていると改めて驚いたそうです。


そして、これまで何気ない会話でいかに自分の希望を押し付けていたか、改めて気がついたんですって。


私はそれに気づけたお母さんがすごいと思いました。


「親からは話しかけない」も「心の中まで聴ききる」も、続けることでコツがつかめてきますから、しばらく失敗するのは仕方ありませんが、このお母さんのように分析することが大事。


それにしても、またユニークなST(スペシャルタレント)気質家族がひとつ誕生しそうで、私も嬉しいです😊