不登校ひきこもり 思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


たったひと晩お母さんが対応を変えただけで息子さんが穏やかな表情となったケース

親の変化に敏感なST気質の子どもの実例④

前回に続いて、受容までの道のり勉強会に参加してくれた方のお話です。
今回が最終回で、Dさんの話。

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Dさんは、パルシステムのチラシでおしゃべり会の案内を見て参加してくれたのが最初なので、ST気質についてはほとんど初耳状態。
しかも、中学生の息子さんは不登校ではありません。

しかし、おしゃべり会での私の話から息子さんがST気質であることを確信し、目からうろこ状態の1日となったようです。

とても熱心なDさんは、受容までの道のり勉強会も受講してくれました。


私立の中高一貫校に通っている息子さんは、本格的な不登校にはまだなっていませんが、Dさんの厳しいしつけに家庭内ルールばかりか、学校のルールも守れなくなっていました。
心のエネルギーがだいぶダウンしているのがわかります。


1回目の勉強会でも、Dさんには子どもをなんとかしようとする強い気持ちがあり、私も嫌われるのを覚悟で「それが過干渉」と言い続けました。

私は一貫して子どもの命を守ることが大切で、学歴や社会的地位は家族が崩壊してまで求めるものではない、と伝え続けているつもりです。


Dさんはとても真面目で熱心。
2回目の勉強会にも前向きでしたが、まずはカウンセリングをおすすめしました。


そしてその初めての勉強会翌日、Dさんからメールが届きました。

帰宅後、親からは話しかけないを意識して、完全に声かけをやめることはできなかったものの最小限にし、言葉が感情的にならないように努めたそうです。

塾から帰った息子さんはご飯も食べずお風呂も入らず部屋に閉じこもっていたそうですが、朝起こすのも最小限の言葉がけにしたとのこと。

前の晩とその日の朝、30分しか関わってないのに、いつもは15分以上遅れて登校する息子さんが、穏やかな顔で5分遅れただけで出かけたとのこと。

勉強会直後のできごとだったので、とても驚いたDさん。
受容までの道のりにすごい効果を感じたようで、「引き続き取り組みます」と締めくくっていました。


それから約3週間後にカウンセリングでお会いしたDさんは、親が変わることで子どもも変化してくることを実感したようです。

自分の価値観を変えることを目標にし始め、話しぶりがだいぶ変化していました。

自らの課題がわかってきたことはとてもすばらしいのですが、日が浅いこともあり根強い過干渉が時々顔を出します。


「例えばこれまで10回言ってたのを、1回に減らすことができるようになりました。」

「今まで1分置きに声かけしてやらせていたんですけど、10分、15分と開けれるようになったんです。
そうすると意外とスムーズにやるんですよね。」


う〜〜ん。

私の場合、これでは「OK!」とは言えないんですよねー。

これだとしっかり親から話しかけてますから。


Dさんも今は効果があるように感じていますが、それはやり始めだけだと思います。


なぜそうなのか、ということは気質が関係してきます。

Dさんには説明しましたが、そのことについて書いた過去記事があるので、それを次回にアップし直しますね。


ということで今回の記事はここまでです。

受容までの道のりをお読みになってみたい方はホームページへどうぞ。

思春期ブルー相談室 不登校・ひきこもり「受容までの道のり14カ条」

受容までの道のり勉強会のご案内はこちらです。

https://www.umino-ssbluesoudan.com/cont14/51.html

おしゃべり会のご案内はこちらでしています。

思春期ブルー相談室 親の会「おしゃべり会」情報


最後までお読みいただいた読者のみなさん、ありがとうございました!

 

    家族支援カウンセラー 海野しぶきでした🌊