不登校ひきこもり 思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


娘のエビリファイ騒動で私のトラウマが…

こういう時は夫の役割も大事!

前回の記事の続きです。

3度目のメンタルクリニックで、娘が二十歳の誕生日に試したエビリファイ0.5錠で副作用がたくさん出て(というか副作用しか出なかった)困ったことを報告。

ドクターは穏やかな雰囲気は崩しませんでしたが、

「この薬でここまでの副作用が出た人は聞いたことがないです。
初めてですねー。」

と言い、それ以上の提案は何もなく、事実上治療は続行不能ということになりました。

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帰宅後、かかりつけの発達障害の小児科に電話しました。
本当は予約を早めてもらおうと思ったのですが、満杯で無理。

直接話せたのは受付けの人でしたが、事情を話すと、「ええーっ!」と驚いてました。

「それで、〇〇ちゃんは大丈夫なんですか?」

と質問されましたので、やっぱりメンタルクリニックで治療できないということは、よくある話ではないんだな、と感じた私。


ドクターに伝言してくれたら、診療時間外の朝早くに予約を無理やり入れてくれましたから、それは確信となりました。

朝なので娘は行けないと思いますが、一番の目的は漢方医への紹介状を出してもらうことですから、とりあえずこれで安心かな。

娘にも先生が特別扱いで時間を取ってくれたことを伝えると、少しホッとしたようです。
メンタルクリニックの帰りに買ったタピオカを飲み終え、疲労からまた横になってました。


リビングでひとりになった私も、どーっと疲れが。


それで会社にいる夫にも報告を兼ねてラインしました。
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ST気質の夫は、ネガティブなことに集中しやすく、マイナス思考が止まらないタイプですが、自分の気質を理解して以降はラインなどで文字にするとだいぶ緩和されてきたんです。

この時のメッセージもすごい前向きで逆に驚きました。


なぜかというと、最近の夫は彼自身の骨折、脱臼が大変で、娘のことにまで気が回らないんです。
全治2か月と言われていた骨折は、2か月経ったらまたゴルフができるかと期待していたのに、実際はようやく骨が再生されてきたところで、運動はまだまだ無理。
それでガックリきているのもあると思いますが、目に入るもの全てに文句を言っている状態で…。

この時はちょっとした警告を含めつつ、私も突っ込んでみましたよ。笑
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帰宅後は、ちょっと笑いが増えましたので、彼なりの気遣いなんでしょうね。


しかしこの日の夜、私はなんと0歳児の娘を育てていたときの感覚が蘇ってしまいました。

ミルクを飲まない、離乳食も受け付けない、吐いてばかり、寝ない、泣き止まない娘のことを、どこで相談しても「そうですかー」のみで答えがなかったことです。


「聞いたことがない」「思い過ごしでは」「もっと気楽に」「子育てを楽しみましょう」などと言われ、信じてもらえないこともありました。

こちらは娘の命に関わるかもしれないことで悩んでいるのに、取り合ってもらえないのです。


大変な子を授かってしまったという重圧感で、気持ちが晴れることはなかなかありませんでした。


あの時と同じ感覚を、まさか二十歳になった娘から感じるとは。

それくらい、「聞いたことがありません」と言ったドクターの言葉は、私に重くのしかかってきました。


ベッドに入ってから、涙が止まりません。

こんなことは久しぶり。


たまってたストレスがこれで流れたかな、と前向きに考えることにして、泣けるだけ泣きましたけど。

 

生きてくれている、それだけでどれだけありがたいことか。

翌朝、しみじみと、その思いが手足の指の先まで染み渡るように実感できました。

…泣けて、良かったかな。


その日、夫が帰宅してから、ネットニュースでてんかんの新薬の実験に協力した若者が、幻聴や幻覚を訴えたにも関わらず家に帰され、電柱から飛び降りて亡くなったというのを読んだ、と話してくれました。

脳に作用する薬というのは、健康な若者が飲んでもこういう事故があるのです。


娘は、レクサプロを半錠飲んだ時に異様な衝動を感じていましたし、エビリファイでは自分の意思ではなく動いてしまう感覚に苦しみました。

それに通じるものがあります。

夫も、このニュースは他人事ではないと感じたから私に教えたかったんですね。


本当に、生きていて良かった。

それが夫婦で共有できました。

また、大事に育てようと、改めて決心できた夜でした。

 

今回の記事はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました!

 

    家族支援カウンセラー 海野しぶきでした🌊