1年半前、娘が「やな予感がする」と言って飲まなかった薬エビリファイ
前回の記事の続きです。
レクサプロが合わなかった娘に、メンタルクリニックでエビリファイが出されましたが、元々通っている小児科でも出されていたのに、娘は嫌な予感がするから飲まなかったと説明した話を前回書きました。
五感が敏感なST気質(発達障害及びその周辺のグレーゾーン)の娘は、0歳児のころから自分のからだに合わない食べ物がわかるほど超敏感です。
私の母乳を生後5か月で突然飲まなくなったり、微量のチキンエキスが含まれた離乳食のスープも口にしませんでした。
これは私の持病が産後5か月で急に悪化したこと、また娘が卵のアレルギーだと後に判明したことで裏付けられています(卵の親は鷄だから鶏肉やチキンエキスもNG)。
生後10か月で卵と牛乳の食物アレルギーがわかって以降、娘が嫌がる食べ物は何か理由があるから食べないのだと考えるようになりました。
これは経験的に私が学んできたことです。
娘はお料理の仕方も凝ったものより、シンプルな和食がいいようで、幼稚園の運動会でのお弁当リクエストは、干し椎茸の煮物。
渋すぎるでしょ。笑
そんな子なので、どうも人工的な味が苦手なようで、素材そのものの自然な味が好みなんですね。
エビリファイは、その娘が嫌な予感がするものだったんです。
小児科で薬が処方されてすぐに私から一度だけ飲むかどうか聞いてみましたが、いい、と断られたのでその後は引き出しにしまいっぱなしでした。
話はちょっとそれますが、娘が二十歳のバースデーに、占いをしてもらったことも前回の記事で書きました。
「あなたは病気じゃないから薬はダメよ、脳を働かなくさせるから。
漢方がいいわよ。」
のほかに、
「30歳まではうちにいていいの。
家でできること、好きなことだけやってればいいのよ。」
など言われていました。
ほかにもいろいろ言われてましたが、娘が「全部ママが言ってるとおりだ」と言ったものですから、占い師さんが興味を持たれたようで、お母さんもちょっと手相見せて、となりました。
ついでなので、お金は払って10分のコースで私も見てもらったところ、
「神秘十字線ね、これだけしっかり入ってるから、スピリチュアルなことに強い。
生命線も二重!わかりやすく言えばご先祖様のパワーをいっぱいもらっている。
取った資格を生かした仕事をする。
人助け、人のために生きる。
すごいバイタリティ。」
など言っていただきました。
私は手相はについてはほとんど知識がなく、名前と場所が一致しているのは生命線のみ。
そんなレベルです。
でも、言われたことは納得でした。
義理の両親がつい最近ご先祖様になったばかりですから、今力を貸してくれているのだと思います。
資格を生かして仕事するというのも、カウンセラー以外のもうひとつの仕事も人のためのことですし。
(どちらも仕事として成り立ってはいませんけどね😅)
でも、両方とも誰の助けもなく一人でやっているので、それをバイタリティがある、と言えばそうなるかな、という感じ。
ここに書いていないことでも思い当たることばかりでした。
娘も、私が占い師さんに言われたことは、全部そのとおりだと納得したようですよ(娘は私がホームページやブログで活動していることは知りませんが…)。
そして占い師さんは、娘に向かって
「お母さんの言うこと聞いてれば大丈夫!
病院じゃないのよ、お医者さんじゃないの。
お母さんの言葉を聞きなさい。」
ですって。
占い師さんって、ずいぶんと決めつけちゃうもんなのね、と少々驚きましたが、まぁ職業柄それで許されるのかもしれないですね…。
ある意味うらやましいくらいです。
話を元に戻していきますね。
これまでの経験で、娘は薬を飲んで何もないということがなかったので、私自身もSSRIをスタートしてから緊張状態だったわけですけど、娘の誕生日翌日は普通にカウンセリングの仕事が入ってました。
ところが、病院に行っても娘が薬を試さず数日放置しているので、私も嫌な予感がし始めました。
すると不思議なことに、誕生日の夜、家族でお祝いの食事中に、クライアントさんからお子さんが熱を出したので予定を変更したいと連絡が入りました。
翌日が急に空いたんですよね。
ん?となっていたら、食後に娘が薬を飲むと言ったわけ。
つまり、これは翌日何かあるから、私は娘のそばにいる必要があるんだな、とひらめき、これで覚悟ができました。
娘は、前回の記事にしたように自分の中では決めていたため、二十歳の誕生日にわざわざエビリファイを飲みました。
結果、娘の勘は的中し、その後1週間経ってもまだ抜けません。
しかし、私の勘も作動したので、娘の苦痛や不安を和らげるためいろいろと手を尽くすことができたのです。
勘、予感、っていっても自分から働かせるものではなくて、自然としてること、自然と避けていることに理由があるってことなんでしょうけどね〜。
すべての起こることに理由がある、といいますが、今回のエビリファイ騒動もまさにそれ。
もし、1年半前に小児科で出されたエビリファイをそのまま1錠飲んでいたら、たぶん娘の脳は取り返しがつかないことになっていたでしょう。
今回0.5錠だったからこれで済んだのだと私は感じています。
当時娘が飲まなかったことを尊重し、無理強いしなくて本当に良かったと思いました。
ということで、今回はここまでにしておきますね。
エビリファイ騒動の話はまだ続きます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
家族支援カウンセラー 海野しぶきでした🌊