思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


発達障害ひきこもり娘の薬探し。二十歳の誕生日に抗精神病薬エビリファイに挑戦した理由を後から知って、私が泣きそうになった話

結果的に死ぬかと思うほど大変な目に合った薬でした

前々回の続きです。
今回も薬のことなので、誰にでも参考になる話ではありません。
特に娘は特殊なので、こんなケースもあるんだ、くらいの感じで読んでくださるとありがたいです。

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PMS月経前症候群)の辛さを和らげるために漢方薬にプラスして抗うつ剤SSRIを服用し始めた娘です。

セロトニンに作用する薬を希望していたので、ジェイゾロフトを服用してみたところ、確かに不安には効果があるみたい。

もうちょっと力が出たらいいのになぁというところで、これまで通っていた小児科を卒業すべく通い始めたメンタルクリニックで、レクサプロを処方されました。
試してみましたが、全く合わなくて即ストップ。


次の診察で、これ以上少量のSSRIがないため、違う種類の薬を試すことになりました。

それがエビリファイ1mgです。


この薬はドーパミンの量が足りなければ補い、出過ぎているなら抑えて、適切な量に調節する薬だと説明を受けました。


実はこのエビリファイ、1年半くらい前に発達障害の小児科でも処方されたことがあります。

その頃は娘が大好きなアイドルグループのコンサートが目白押しで、気分良く出かけたいのに吐いてばかりでしたし、高卒認定試験前で緊張も強くなっていました。

出かける前に頓服で飲むように、いくつか抗不安薬は試したことはあるんですけど、どれも合わなくて継続して使える薬は見つかっていなかったんですよね。

それで、今回も念のため出しておくけど、飲むかどうかの判断は自分でしていいから、と出されたのがエビリファイ1mgで、結局娘は手をつけませんでした。


その時から娘なりに気持ちが変化したんでしょうね。
今回メンタルクリニックからの提案は受けてみることにしたのです。

ドクターから、何でその時は飲まなかったの?と聞かれた娘は、

「嫌な予感がしたから。」

と答えてました。


その診察日から数日、出されたエビリファイは飲まずに放置していた娘、二十歳の誕生日を迎えました。

前にも記事にしましたが、誕生日当日は美容院に行ってショートカットにし、夕方からは私とショッピングモールに出かけて占い師さんに健康や進路を見てもらったんです。


娘、その占い師さんに

「あなたは病気じゃないから薬はダメよ、脳を働かなくさせるから。
漢方がいいわよ。」

と言われました。

娘も私も

「そうそう、わかってるわかってる。
漢方、飲んでる飲んでる。」

と、うんうんうなずいてました。笑

 

その夜。
バースデーケーキを食べた後に、娘はエビリファイを飲んだのです。

もちろん、自分で飲むと言って飲んでました。

指定の量は1mgの半分なので、0.5mg。


飲む時から眠い眠いと言ってた娘ですが、その後うまく眠れなかったようで、誕生日翌日の朝、「眠れない」と言いにリビングまできました。

夫を送り出してから様子を見にいくと、目が爛々として起きているというよりは、起きているのか眠れているのかはっきりしないまま今になっている、とのこと。

モゾモゾした感じもあって、すごい嫌がってます。


さらにゲップ吐き気めまいもあります。
ゲップが出るから吐きそうになるのか、吐きそうだけど出るものがないからゲップになってるのかわかんないけど、すっぱいものが込み上げるんだそうです。

また、神経過敏から明るいのがいつもより辛いらしく、真っ暗の中にいた方が楽とのこと。


おおよその症状を聞いて、私もエビリファイの副作用について調べてみたところ、不眠は代表的なものとして出ていました。

またモゾモゾする感覚はアカシジアという専門用語があることもわかりました。


そんなことも娘に伝え、自分でも調べてみて、とお願いしたところ、リビングにいる私のところにわざわざ来て、

「書いてある副作用ほとんど出てる!」

と教えてくれました。


それで、これは危ないからもう飲まない方がいいね、とお互いに判断したのでした。


お昼近くになり、ようやく数時間眠れた娘。
起きるときに肩を揉んであげましたが、筋肉が固く硬直していてびっくりしました。
どうやらこれも副作用のようですね。


たった1mgの半分を1回飲んだだけで、こんなにたくさんの副作用に見舞われるとは、本当に想像もしていませんでした!

もしこれが1錠飲んでいたら…、もし慎重なお医者さんではなく、もっと含有量の多い錠剤だったら…、と考えると空恐ろしいです。

冗談でもなんでもなく、本当にショック死するか、廃人になったと思います。


娘自身も、レクサプロを飲んだ時は(あ、だるいな、じっとできないな。)と自分を客観的に観察する余裕があったけれども、エビリファイは辛過ぎてどうしょもない、と言ってます。

 

それから4日後。

娘の家庭教師の先生が来たときに、二十歳になったことを報告しました。

そしてその時、娘がなぜ誕生日の夜にエビリファイを試したのかがわかりました。


「自分は忘れっぽくて、似たようなことが続くとわかんなくなっちゃうから、二十歳の誕生日のできごとなら絶対に忘れないだろうと思って、わざとそうしようと決めてた。」

と言ったのです。


計画的に実験していたんですね。
私にわざわざ言いませんでしたが…。


確かに、誕生日と紐づければ強烈な印象となって忘れにくいです。
しかもハタチ。


過去、娘の誕生日は曰く付きで、16歳の誕生日には祖母(私の母)が旅先で倒れ入院。
17歳の誕生祝いの席では私が失神転倒し顔面流血の救急車。
18歳の誕生日は次は自分、と恐れていたけれども何も起こらず。
1年置いて油断した19歳の誕生日には遠く離れた大阪ひとり旅で嘔吐から動けなくなり、私が救出。

と、忘れたくても忘れられない事件が起こっています。

そこに、今回の二十歳のエピソードが加わるわけですよ。


こんなに辛い目にあうなんて、本人だって想像もしていなかったでしょうが…。

家庭教師の先生と娘にお茶を入れながら聞いていましたが、切なくて切なくて、泣くのをこらえるのに必死の私でした。


ということで、エビリファイ騒動の話はまだ続きますが、今回はここまでとしますね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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    家族支援カウンセラー 海野しぶきでした🌊