不登校ひきこもり 思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


発達障害、特殊脳の娘。極少量の抗うつ剤SSRIで大打撃

レクサプロ10mgを半錠試した結果が悲惨

前々回の記事からの続きです。
薬のことなので、誰にでも参考になる話ではありませんが、こんなケースもあるんだ、くらいの感じで読んでくださると嬉しいです。


娘、初めて訪れたメンタルクリニックからの勧めで、これまで飲んでいたお薬にプラスして、抗うつ剤の中でもセロトニンを増やすSSRIのレクサプロを服用してみることになりました。

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初日。
診察した日の夜にレクサプロ10mgを0.5錠飲みました。
ちょっと心配だったので、これまで飲んでいたジェイゾロフトは2錠から1錠に減らしています。


2日目。
翌朝、だるくて起き上がれません

一抹の不安を感じながらも娘と相談して、2日目も前日と同じ量の薬で様子をみることにしました。

レクサプロを足したことで、どうもソワソワするらしく、何かをしたくなるのか、つまらない感じがあるようです。


3日目。
11時ごろ起こすものの声も出ません

この日は休日だったので、娘を置いて夫婦で犬を連れて出かけようと準備していたのですが、娘は置いていかれることにショックを受けているようです。

「つまんないからどっか行きたいけど、からだがだるすぎて無理だからやっぱりいい…。」

と力なくうなだれています。

私は娘がそう言ってるんだから予定通り夫と出かける気持ちでしたが、この時は夫が珍しく

「じゃああと30分でしたくして出かけよう!」

と娘をうながしました。

娘はその言葉で大急ぎでシャワーを浴び、髪の毛は夫がドライヤーをかけ、結局家族総出で外出しました。


出かける前に薬を飲みましたが、この時にジェイゾロフトは2錠にしています。

ただ、2日間ジェイゾロフトを1錠に減らしていたら、明らかにおでこのニキビが改善していたんです。
なのでこれはやはりジェイゾロフトの副作用だと確信しました。

娘はジェイゾロフトの効果は感じているので、2錠を1度に飲むのではなく2回に分けるとか、胃薬を足してみるとか、飲み方を工夫しようということにしました。


そして問題のレクサプロは、やはりだるくてイライラするよう。

本人の言葉ですが、“異様な衝動”があるんですって。
そのせいでやたらゲーム機が欲しくて仕方ないんだとか。

この日、家族で出かけた帰りにどうしても電気屋さんに連れて行ってくれと言うので、私も夫も仕方なく連れて行きましたが、スイッチの前でしばら〜くうろうろしてました。

「すんごく欲しいんだけど、じゃあ何のゲームがしたいのか具体的なイメージがない」と言う娘。
結局どれを買っていいのかが決まらず、1時間悩んだあげく買わずに帰宅。


翌日はバイトなので、まただるくて起き上がれないと困るからと、この日のレクサプロは抜きました。


4日目。
バイトのため、普段は昼過ぎまで寝ている娘が朝起床です。

早起きとなると機嫌も具合も悪くなりがちですが、この日は目覚めも良く、めまい、吐き気、腹痛など何もなく出かけていきました。

娘曰く、ゲームが欲しいという異様な衝動は2日間だけで、この日はおさまっていたとのこと。

ただ、バイトの時にいつもより待ち時間にじっとしていられなくて困ったと言ってました。

元々娘のバイト先では、待機時間に携帯を見るのは自由なんですけど、ソワソワした感覚、動きたい感覚が強く出たそうです。

 

そんなこともあり、結局娘のレクサプロ体験は2日間で終わりました。

0.5錠ですから合わせて1錠、10mgを飲んだだけです。


それでもこれだけ困ったことが起きたので、

「もう二度と飲まない。」

と娘も言ってました。


その後はジェイゾロフトを2回に分けたり、セロトニンに作用する胃薬のモサプリドをプラスしたりしながら観察を続けました。

 

7日目と8日目。
夜、娘が久しぶりに湯船に浸かって入浴しました。
実に中学生の頃以来です。

これまで6年ほど、皮膚の感覚の問題や、疲労の問題でずっとシャワーだけだったのに、また湯船に入れる時が来るとは、驚きでした。
しかも2日続けてです!


9日目と10日目。
大学のスクーリングは問題なく朝から夕方まで2日間行きました。

授業そのものは退屈だったのに、よく我慢して行けたというのが私の感想です。

パーカーのフードをかぶり、片耳にイヤフォンをして音楽を聴き、膝の上にスマホを置いて、“そこにいるための工夫”をたくさんしていたとのこと。


バイト中にしろ、授業中にしろ、じっとしているのが前よりも大変そうです。

これまでは、着ている服の紐とかを触って気を紛らわせていたようですが、バイトで着るスーツには紐がないし、授業中はそれだけでは物足りず、視覚や聴覚でも紛らわす必要があったということですね。


病院で報告することがたくさんできましたし、対処法も考えられそうです。

 


そして次のメンタルクリニック受診日。
初診から2週間経った日でした。

ドクターに上記の報告をすると、レクサプロの評価は半分でも娘には量が多いため、イライラやソワソワが出たんだろうとのこと。

2日連続で湯船に入浴できたのは、薬が抜けてきて、ちょうどいいくらいになった時に意欲が出たのでは、と言ってました。


「なるほど〜!」

と、私も娘も予想していなかったので、これは面白いと思いました。


ネットで調べてみると、レクサプロは効果が実感できるまでには2週間~1か月ほどかかるそうです。
しかし、娘のように飲んだ直後から反応がある場合もあるわけですね。

また、血中濃度は4時間ほどでピークになり、約25~28時間かけて半分の量になるそうです。
安定した血中濃度になるまでに5日~1週間ほどかかるとありましたが、娘の場合は抜けるのにも1週間以上かかっている感じですよね。


レクサプロの錠剤は、半分に割るのも固くて結構大変だったんですけど、飲む娘も苦くて嫌がってましたねー。

これ以上少量の薬剤は販売がなく、粉も出ていないので、違う薬を考えなくてはならないとのことで、次はエビリファイ1mgの半分、0.5錠からチャレンジすることになりました。


ということで、この続きはまた日を改めたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

    家族支援カウンセラー 海野しぶきでした🌊