不登校ひきこもり 思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


三世代過干渉の始まり

おばあちゃんの、孫への過干渉が深刻化

今年の夏、まるでお母さんのように孫を怒りながら注意するおばあちゃんを見たエピソードを書きました。
子育ての連鎖を垣間見た、おばあちゃんと孫のあるシーン - 不登校ひきこもり 思春期ブルー相談室ブログ

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こういう子育ての連鎖は、今はどうやら普通にあることのようですね。

先日、家族支援カウンセラーの交流会があり、6人グループで話し合いをしましたが、私のいたグループにはたまたま保育の現場で働く人が多く、みなさん口を揃えて「おばあちゃん問題」を言っていました。


戦後、核家族化が急速に進んだことで母子依存による健全な家族関係の崩壊が進んでいます。
これは大きな社会問題だと思いますが、個々のご家庭にとっては、全く自分たちとは無関係なんですよね。

子育ての問題は、親が問題だと認識するまでは問題として扱われません。
不登校だったりひきこもりだったり、非行だったり自殺だったりと、何かが起こるまでに何年、何十年と続いている問題だという自覚がないのです。


保育の場では、子育てに悩む若いお母さんに対して、子育てが“孤育て”にならないよう、祖父母の力を十分借りることをアドバイスするのが正統だったそうですけど、どうも最近様子が変わってきたとのこと。

おばあちゃんが遠方にいて、年齢的にも全く当てにならないとか、
近くにいて手伝ってくれるのはいいのだけれども、ママが二人状態だとか、
極端なケースが多いのだそうです。


前者のケースは、晩婚化や高齢出産の影響もあると思います。
あえて毒親を近づけたくないママさんもいることでしょう。
後者のケースは、まさに私が以前記事にした感じでしょうね。


同じグループで話していた人は、世代的に私と同じか少し上の方が多く、中には最近お孫さんができたものの、実の孫や娘の子育てが気になって気になって仕方がないから、見ないで済むように仕事に復帰した人がいました。
復帰してみたら、自分がやりそうだったおばあちゃんの手出し口出しに悩むママさんの多さに驚いたんだとか。


また、ママが大人になっていないと感じている保育士さんが多かったんですけど、もしかしたらそれはママがまだ親の干渉を受けていて、自己決定が許されないまま赤ちゃんを産んでいるので、子どもが子どもを産んだようになっているのかも、とか思いました。


子育ての悩みや問題は、地域的な特徴もあるようです。
シングルマザーの住みやすい地域とか、ワーキングマザーの多いエリアとか。


当たり前といえば当たり前のことですけど、いろーんなことが多様化していますから、昔からのマニュアルが通用しない世の中になっているんですね。

子育ての問題も、おばあちゃんからの連鎖があると一筋縄ではいかないし、本当にケースバイケース、個別の対応が必要な時代なんだな、ということを実感したのでした。


私がいた6人のグループでは、孤育てで苦しんだり、閉じた家族を見過ごさないように、“お節介おばさん”が必要なんだね、という話でまとまりました。

時代に逆行するようですけど、行き過ぎた核家族化の結果がこれですからね。
家族支援カウンセラーとして、それぞれの分野を生かし、地域密着でがんばらないとですね!

 

今回の記事はここまでです。
お読みいただきありがとうございました!

 

    家族支援カウンセラー 海野しぶきでした🌊