不登校ひきこもり 思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


子どもの不登校。お母さんが話せる場を、普段の人間関係から離れた場に作る

校内、地域の親の会や相談先は、微妙な人間関係がストレスになることも

私自身が娘の中学不登校で悩んでいた当時のことです。

公立のマンモス校で、各学年に不登校の子は相当数いたようですが、子どもにも親にも横のつながりがない学校でした。

保健室登校や相談室登校のシステムがなく、担任との面談を含めた放課後登校や本人が希望しての別室登校はありましたが、それは毎日のことではありませんし、約束した日にちに行くスタイル。

親の方もほかの不登校の子の情報は一切教えてもらえませんでした。


適応指導教室がその学校とは別の場所にあったものの、そこにも通うエネルギーのない娘は結局ひきこもりとなりました。
通えていればそこでの級友ができたり、親も参加できるイベントが開催されたりして横のつながりもできたでしょうが、それも叶わず、でした。

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娘が小五の時に今の場所に越してきた私としては、まだ住み慣れない地域の情報を知りたかったこともあって、同じ境遇のお母さんたちと知り合いになりたいと思っていました。
そこで、中学のスクールカウンセラーさんに親の会を発足できないものかと相談したことがあります。

しかし、カウンセラーさんはそれはとても難しいのだと言っていました。
どうしても子どもの人間関係があぶり出されてしまうので、犯人探しが始まって、親同士の関係にまで影響するんだそうです。


なるほどー、と思いました。


うちの娘の場合、その地域で生まれ育ったわけではないので、人間関係も希薄ですし、私に至ってはママ友と呼べる人は誰一人いない状態。
たとえうわさ話をされていても、それすら気づかないでいられる環境だったんです。
でも、赤ちゃんのころからのお付き合いが続く関係だったら、ちょっとしたことがすぐに尾鰭がついて広まることは想像できます。

エリア的に近い関係だと、こういうことが難しいんですね。


それから数年して、不登校とは全く縁のない同級生のママさんとしゃべる機会があって、恐ろしい話を聞きました。

同じエリアに住む幼稚園の頃からのママさん仲間で、節目節目にランチ会があるらしいのですが、結局のところ子どもの進路の報告会なんだとか。
その場にいないお宅がどうなったかまでネタになるので、何言われるかわかんなくて、やめたくてもやめられないのよ、とため息をついていました。

この話を聞いて、つくづくママ友がいなくて良かった、と思ったものです。


さて。
その私が、今こうしてかつての私と同じ境遇のお母さんから、相談を受ける側の立場となりました。

先日お会いしたお母さんは、知っている人とつながりのない場で話せることが、すごく気が楽になるとわかった、と言っていて、ハッとさせられました。


フリースクールとか、適応指導教室のような場で、親の会や勉強会が開催されるのはとてもありがたいんだけれども、今後のお付き合いに響きそうなことは言えず、話すことを選んでいる分、参加するとかえってストレスがたまるんだとか。

なので、ちょっと距離的にも離れた場所でのおしゃべり会は、知っている人がいない安心感があるようです。


これも、なるほどなー、と思いました。


私自身、娘の中学当時の複雑な気持ちを忘れかけているので、ついおしゃべり会へのお誘いに、お知り合いで困っている人がいたら一緒に参加してください、と言ってました。

でも、今後はやめようと思いました。


私のブログを見つけても、同じフリースクールや学校のママ友とは共有したくない人もいるでしょう。

おしゃべり会も、誰にも知られないようにそっと来たいお母さんもいるんですよね。

やっと安心して来られる場所を見つけたお母さんにとっては、きっと知り合いには教えたくないでしょうし。

そういう方は、どうぞ、遠慮なく秘密にしておいてください!


もしかしたら、おしゃべり会への参加を迷っている人は、名前を知られないならいけるかも、という人もいるかもしれませんね。

そういう場合、本名を明かさずにハンドルネームでも構いませんよ!
連絡先がわかれば大丈夫ですから。

海野しぶきも本名じゃありません。
お気持ちはわかりますので。
どうぞお好きな名前でいらしてくださいね。

ということで今回の記事はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

    家族支援カウンセラー 海野しぶきでした🌊