不登校ひきこもり 思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


子育ての連鎖を垣間見た、おばあちゃんと孫のあるシーン

子どもへの言葉かけが、「なんで」「どうして」と質問形式なのはなぜ?


先日、残暑の厳しい日差しの中、ドラッグストアに買い物に行きました。
帰ろうとして自転車置き場で鍵を外していると、すぐ近くに4、5歳の女の子が立っています。

5、6メートル先には60代の元気そうなおばあちゃんが、男の子の赤ちゃんを乗せたベビーカーを押して歩いていました。

いかにもママさんのお手伝いで子守りをしている風の、微笑ましい光景です。

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ところが、おばあちゃんから出てきた言葉にびっくりしてしまいました😓

「なんでそんなところでぼんやり突っ立ってんのよ!
早く中に入ればいいでしょ!」


女の子は、おばあちゃんの言葉に驚くでもなく、反発するでもなく、黙っています。

ということは、普段からママにおんなじような言葉かけをしょっちゅうされているんでしょうねー。


おばあちゃんからママへ、ママから女の子へ。

そろそろベビーカーの赤ちゃんも言われているかもしれないですね。


「なんで」とか「どうして」って言われても、幼い子が答えられるわけないですよね〜。


おばあちゃんに質問されて、その小さな女の子が答えようとしたのか、考えていたのかはわかりません。
でも、その場で佇んでいる間におばあちゃんが追いつきました。

おばあちゃん、追い打ちをかけるように
「早くしなさい!」
と言ってましたよ…。


元々は、女の子が暑くてかわいそうだから、涼しい店内に入ってほしい、という、おばあちゃんの優しい気持ちがあっての言葉だと思うんですぅ、たぶん…😥

だけど、これって突き詰めて考えれば、おばあちゃんが孫のことを自分の意図通りに動かそうとしていることだし、それがうまくいってないから「なぜ私の思い通りに動かないのか。だからダメなのよ。」と言っているのと同じなんですよね。

子どもは幼いながらに、自分が全否定されていると感じていると思います。
こういうことが日常的に続いていたら、自己肯定感が健全に育たなくなってしまいますよね。


子どもに言葉をかけるのに、わざわざ「なんで」だとか「どうして」などと質問攻めにして子どもを否定するのではなく、わかりやすく、してほしいことを頼めばいいと思うんですけどね〜。

「暑いから先にお店に入って待っててね。」
でいいのに。


『なんで』質問形式にするのか、『どうして』そんな追い詰めるような言い方をするのか、聞いてみたい気持ちになってしまいましたよ。

そんなこと聞かれたら、絶対イヤですよね〜。

多分、自分の子育てや自分そのものを全否定された気分になると思います。

自分がされたら嫌なことを、孫や子どもにはしてるってことなんですけどねー。


もし、この女の子やベビーカーに乗っていた赤ちゃんが将来思春期ブルーになったら、おばあちゃんから続く育児の連鎖を、ママさんが終わらせるかもしれませんね。

私自身はそうなので。

自分がしたことは、どこかで必ず戻ってきますもんね。

私はそのおかげで、母からの連鎖を断ち切ることができたような気がしますけど…。

 


ということで、今回の記事はここまでです。
最後まで読んでくださりありがとうございました😌