不登校ひきこもり 思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


娘、自分の取り扱い説明書作りが進み、ラスト2日のテストは頑張れました

ひきこもり娘、通信大学での初テスト、出席日数は5分の3

前回の記事で、テスト期間中の娘が、朝起きたと思ったら嘔吐してしまい、結局その日と翌日の2日間はテストを休んだことを書きました。

休みはしましたが、今回の嘔吐はからだのリズムと気圧の動きが関連していることがわかり、収穫はあったわけです。
理由がわかる前の娘はひどくショックを受けて落ち込みモードでしたが、理由がわかったことで自分の取り扱い説明書作りが進みました。

f:id:umi-shibuki:20190729141131j:image

しかし、ここ数ヶ月の間、娘の体調不良、特に嘔吐につながる原因が次々と明らかになって「こうするとこうなる」という因果関係が分かり始めた途端、これでもかこれでもかという感じで嘔吐が引き起こされています。

おそらくこの現象は、脳が現状を維持しようとする恒常性の特徴からくるもの。
娘が自分のストレスに気づいてしまい、その対処を始めてしまったので、変化を嫌う脳が一生懸命に抗っているのだと思います。

すべて自分の脳で起こっている現象ですが、脳には騙されやすい特徴と、現状を維持しようとする特徴があるので、娘の場合は脳に受ける全てのストレス、しかもこれまでスルーしていたようなストレスまでもが、嘔吐という症状で表されているのでしょう。


テストに行くことができず、落ち込みモードの娘にこのような説明をすると、「めんどくさっ!」と自分の脳に言い、
「手っ取り早く治したい。病院行きたい。」と言い始めました。

私が、「もう治療はしてるんだよ。」と言うと、不満気な声で「それはわかってるけどさー」とむくれる娘に、こう言ってみました。

「こういうことは時間がかかるの。
だって自分の脳に新しい情報を上書きしていってアップデートしなくちゃいけないんだから。
手っ取り早く治す薬はないしね。
あるかなしかのことじゃなくて、ゆっくり少しずつ変わっていくことだから。
そういうのが苦手かもしれないけど、そういうものなんだよね。
パッと切り替わるものじゃないの。
昨日吐いたことだから、あなたにとっては“今回のこと”かもしれないけど、親からしたら、はっきり言って中学の時からずっと続いていることだし。
手っ取り早くも何も、何年もかけて、やっとここまでわかってきたことなんだよ。
だから私は、今さら慌てて早く治そうなんて全く思ってない。
何年かかってもいいし、完全に治らなくてもいいものと思ってるから。」


娘にいったいどこまで通じているかはわかりません。
ただ、確かな変化を自分が起こしていることは、うっすらと感じていると思います。


嘔吐して休んだ日には「このままもう全部のテストを受けなくなるかもしれない」と言っていた娘、翌日も体調が戻らず休んでしまいましたが、不登校時代の休み方とは全然違ってました。
なんと、後期のテストのことまで考えていたのです。

今回受けなかったテストは後期にも受けることができるので、後期のテストスケジュールをチェックして自分に合った計画を立ててました。

毎日テストを受けに行くのはいくら近くても精神的な負担になることがわかったので、なるべく行く日数が少ない方が都合がいいんですね。
それで、今回落とした6教科が次回のテストでいつになるかを調べたところ、偶然にもテスト期間の頭とお尻で3教科ずつに分かれていることが判明。
しかし、1時限目と4、5時限目、という具合で間が空いてしまうので、その間を埋めるために後期の授業を取ることにするんだそうです。

最終目的のテストの時間割が優先で、後期の授業を組み立てようというのです。

とても効率的で戦略的!
無駄がないところが娘にピッタリ!


大学がスタートした時は、自分一人では授業を組むことができず、家庭教師の先生と一緒にやったのに、まさかテストを休んだことがきっかけで一人で考えるとは思いもよりませんでした。

こうして、今後の計画が立てられたら多少は不安も和らいだのか、ラスト2日のテストは無事に受けることができましたよ。
私が留守の間に、一人で準備して行ってました。