不登校ひきこもり 思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


フツーの子とのギャップ。発達障害の娘が中学生時代に受けていた評価

ST気質娘の、最近の体調

PMS月経前症候群)の治療を開始して、なんとか一日が24時間になってきている娘。
以前のように1回の睡眠時間が14〜16時間ということはなくなりました。

ただ、自然に目が覚める、自発的に起きる、ということはなく、希望の時間に私が起こしに行っています。

f:id:umi-shibuki:20190714123908j:image
以前は最初に声かけしてから上半身を起こすまでに15分、20分かかるのは当たり前でしたが、治療開始とともにその部分がとても短くなり、調子がいい時は一度声をかけただけで、ものの数十秒で座ることもあります。
一旦座ってからウトウト半分寝た状態で私のマッサージを受けているわけですけどね。
本当にね〜、私も毎日こうやって起こされたいです。

中学生時代、発達障害の娘を先生が普通に評価するとどうなるか

前回の記事で、大学の先生から「這ってでも来てください」と言われて、絶対に行きたくないと思い、悩みに悩んで行かなかった娘のことを書いていて、思い出したことがあります。

娘は、本人の中では幼稚園の頃から人とは違う違和感のようなものを感じていたようですが、それが顕著になったのは中学生になってからでした。

担任の先生との関係が希薄になり、各教科それぞれの先生から指導され、評価されることに付いていくのが大変だったんじゃないかと思います。


娘は忘れ物をしないで済む方法として全ての教材を学校のロッカーに入れておく、という作戦を取っておりましたので、授業中に作成したものも全て置きっ放し。
親に見せなくてはいけないもの以外は作文なども見せてくれたことがありません。
夏休みや冬休みの前になると、数日かけてロッカーの荷物を全部を持って帰って来て、ドッサリ部屋の床に積み上げて終わりです。

まだ娘が不登校になる前のことだと思いますが、家庭科の授業の一環だったのか、夏休みの生活を考える授業で、プリントに夏休みの目標を書く欄があり、赤ペンで先生からのコメントが入っているものを見つけてしまいました。
中学生になったばかりの娘の目標はズバリ『早寝早起き』。
それに対して先生のコメントは『もう小学生じゃないんだから、もっと中学生らしい目標にしよう!』でした。

また、数学のワークには、途中の式を書かないことや丸付けをしないことがどのページにも赤ペンで『途中の式!』『丸付け!』と書かれ、判定も低い評価が付いています。

これらを盗み見てしまった私は、なかったこととして元の場所に戻して、娘にも一切何も言いませんでしたが、今となってわかることは、指摘されたいずれもが、娘にとっては大の苦手だということです。

娘自身、早寝早起きがなかなかできないことだとわかっているから、わざわざ目標にしてたんだなぁと、今の私は分析しますけどね。

繰り返しの漢字練習や音読、同じような計算問題など、娘にとっては面白くもなんともなく、苦痛だったでしょうから、我慢してやって提出まで忘れずにしているのにイチャモンを付けられるのは、自尊心が潰されるような感覚だったと思います。

いずれも、教師としては全く普通のことであり、罪悪感もなければ、これで傷つく方がおかしいと感じるようなレベルなんでしょうけどね。

でも、不登校になるようなST気質(発達障害及びその周辺のグレーゾーン)の子は、それくらい繊細なんですよね。
みんな同じに、年相応に、っていうのが合わないタイプの子たちですから、先生たちの何気ない“普通”の評価で、この子たちにとっては大人がどんどんと敵になっていくのです。

甘えではなく、サポートを受ける必要があると考える

で、今の娘の話に戻りますけど、今回の生理は治療を始めてから一番重く、心身ともにグッタリでした。
夜更かしして午前中起きて、何時間も昼寝して、また夜更かしして、を繰り返してしまい、一応1日は24時間なんですけど、私は何度も娘を起こさなければならないので、正直、自分で起きてくれたら楽なんです。
それで、ちょっと甘えてきたタイミングで、
「もう少し元気になったら、自分で起きられるようになると助かるんだけどな〜。」
と言いながら娘の顔を見たら、みるみる寂しそうになっていきます。

慌てて、
「まぁ、まだいっか!ママが起こせばいっか!」
と付け足しましたよ😅

娘も
「うん、まだママお願い!」
と元気な声で言ってましたけどね。

本当に、起きるのが大変なんですね〜〜。

「いいよいいよ。ママができるうちは起こしますよ!」
って、なでなでしちゃいました。

こうして素直に甘えられるということは、中学時代の大人が敵だった時には考えられないわけですし、長い時間をかけて、私たち親子がお互いの誤解を取り除いてきた努力の賜物なのです。

甘えてるだけだと言う人もいるでしょうが、これはサポートを上手く頼んでいることと同じですから、ST(スペシャルタレント)気質の人には必要な、生きる術だと私は思っています。