不登校ひきこもり 思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


娘、バイト面接前の緊張が強過ぎる件と優しい友だちの話

娘自身、具合が悪くなるのは心因性のものだと納得した朝

前回の記事の続きです。
娘、近所のパン屋さんで募集していたアルバイトの詳細を知りたくて、一人尋ねて行ったのですが、その後かかってきた電話に出られなかったり、お店に行ったものの担当者が不在だったりして、詳細は分からないままでした。
しかしそれから3日後のお昼頃、直接担当者に話を聞くお約束はできたわけです。

お約束の前日から緊張感が増している娘は、時々気持ちが悪いと言っています。

そして実際、当日の朝はとんだことになりました。

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ここのところ午前中に割り合いスムーズに起きられるようになっているので、起床時からグッタリ辛そう、ということがなくなった娘ですが、この日は機嫌は悪くないものの、すでにお腹が気持ち悪くて食べれそうもない、と言っています。

ちゃんと緊張しているからだと自己分析していますよ。


娘は、これまで何度となく出かける前に腹痛を伴う嘔吐を経験しています。
しかも、過眠状態が続いて生活リズムが狂うことによる体調不良がベースにあったんですね。
出かける前はそこに緊張性のものが加わり、
出かけた先では乗り物酔いがプラス。
出かける前なんとかこらえた場合は、終わった後一気に緊張が解けて弛緩することからの腹痛と嘔吐となり、結果的にずっと具合が悪いわけです。


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このように、これまでは複数の要因が重なって起こっていましたが、今回は明らかに緊張だけが原因です。
娘も心因性のものだと痛感したようです。

お友だちの温かい励ましの言葉に親子で涙

娘、食べない方がよいと言うので、水分だけ取り、漢方薬や胃薬を飲みました。

しかし、案の定数分したら戻しています。

辛さのあまりベッドに倒れこんで何気なくスマホを見ると、ゲームで知り合ったお友だちとのグループトークに、通勤途中の子から何やらメッセージが届いたそうです。

その時見るだけ見たけれども、何度もトイレに駆け込んでいて返信できずにいると、「既読1」を見た送り主が「誰だ!」と即メッセージ。

その「誰だ!」がおかしかった娘、吐きながらも少し微笑む余裕が出てきたらしく、トイレとトイレの合間にその話を私にしてくれました。

30分ほどして出し切った娘は、疲労困憊でベッドに横たわっていましたが、その「誰だ!」のラインに「これからパン屋さんでたぶん面接になるんだけど、緊張で吐きまくってたからすぐ返信できなかった」と送ったそう。

そしたらね、その彼女からこんなメッセージが届いたそうです。

「〇〇(娘の名前)が本当はすごい子だってことを私は知ってるよ。
高卒認定受けるって決めたら本当に受けて合格したし、一人で大阪来るって決めたら本当に来て。
やるって自分で決めたらやるし、できる子だってことを知ってるよ。
だからバイトも見つかる。
大丈夫!ただキャベツがしゃべってるだけだから!」


娘、送られてきてすぐ、私に教えてくれました。
私はメイクしてる時で、娘を見ずに鏡を見ながら聞いていたんですけど、あまりの優しい言葉に涙が出てきてしまいました。

「ママ、涙出てきちゃったよ〜〜」
と言いながら娘を見ると、当の娘も泣いていました。

二人でアハハとなりながら、しみじみと感動を味わいました。

「いいお友だちがいて、ほんとに良かったね。
ぜーんぶ私が言いたいことだよ。
本当に、お友だちの言う通り!
やりたいことはちゃんとできるんだから大丈夫!
お友だちにね、嬉しくてママまで泣けた、ってお返事しておいて。
それにしても、本当にいいお友だちがいて良かったね。
それも才能だね。」

と娘に言いました。

娘、「うん。」と力強く返事して、目に力が入りました。

「でも、なんでキャベツなんだろうね?」
って言ってましたけど。笑

人前で緊張する人に対して、目の前にいる人をキャベツだとかジャガイモだとか野菜畑と思えばいいんだ、って昔から言うのよ、と説明したら、「それは知ってる」と言われてしまいました。(^^;;


その10分後、娘と私は一緒に家を出ましたが、娘は車には乗らず、一人歩いてパン屋さんに向かいましたよ。

では、この続きは次回に書きますね。