不登校ひきこもり 思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


ひきこもり娘、PMSによる過眠症状で初めての婦人科受診

発達障害ドクターからの婦人科受診アドバイス

前々回の記事で、発達障害の主治医に婦人科への紹介状を書いてもらったところまでを書きました。

【その記事がこちら↓】

ssbluesoudan.hatenablog.com

 

基本、病院が苦手な娘は、この発達障害の病院に慣れてから別の病院には行っていません。
たまに皮膚科に行くくらいです。

めまいだとか動悸だとか、それなりに心配な不調が続く時でも、血液検査で注射される可能性があるとわかると、行きたがらないのです。

なので、今回婦人科受診でも、もしかしたら血液検査や内診なんかがあるかもよ、という話が診察中に出ると、途端に強く拒否してました。

ドクターは、
「いいんだよ、それで。
最近はね、どうしてもできないって言えば無理に注射することはないから、『私は注射されそうになったら暴れます』って言えばいいんだよ。」
と教えてくれました。

そしてこんなアドバイスも。
「婦人科の先生が全然だめだったらさ、別の病院の漢方の先生を紹介することもできるから、まずはそこに行ってみて。
どんな先生かは、行ってみないとやっぱりわからないから、嫌だったらすぐ辞めていいから。
そしたらここの次の予約まで待たなくても、電話くれれば予約早めて、また紹介状書くから。」
と言ってくれました。

この言葉で、相性のいいドクターに巡り会えることの確率の低さを思い出されました。

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娘も、自分の不快な症状が和らぐ道が見つかったような気持ちになっていたようですが、あまり期待してはいけないんだと気づいたようです。

それでも、なるべく早く受診したいと言っているので、病院に対する姿勢もこれまでとは全く違うんですよね。
親としては、娘の希望を叶えるために協力するしかありません。

娘、大きな病院の婦人科で初めての診察

それから数日後。
予約が取れた日に、娘には久しぶりの早起きを頑張ってもらって病院に行ってきました。

総合病院なので、受付や会計などは人でごった返しています。
サングラスとヘッドフォンはしていますが、娘は嫌そうな顔をしたり、気分が悪くなったりもせず、比較的穏やかでいてくれました。

娘にとっては初めての場所なんですけど(実は今は亡き義父が一度入院した病院なので、私は何度か診察の付き添いやお見舞いで来ています)、やはり自分の意思での受診だと態度が違うんですね。

受付を済ますと、婦人科の待ち合い席で問診票の記入や体重、血圧の測定などをします。
これまでの病院では問診票は私が書き込んでいましたが、今回は娘が自分でやっていました。


しばらく待ってから診察室に呼ばれると、ドクターは若い女の人でした。
年代的に、母親の私よりも娘に近い感じです。

これまでの経験上、娘の診察だとしても母親が付き添っていると、ドクターは母親から話を聞こうとするケースが多かったのですが、このドクターは年齢的に若いからなのか、それとも意識的にそうしているのかわかりませんが、娘から話を聞こうとしてくれているところがすごいと思いました。

電子カルテには紹介状の内容がすでに打ち込んであって、娘が発達障害であることも入力してあります。
その情報だけで、話が通じないとの先入観から、本人はまともに対応してもらえないという残念なケースもあるのです。

それを覚悟していた私としては、いい意味で裏切られた感じでした。
今回娘が受けた検査はその場でのエコー検査だけでしたが、それをするにも娘本人に「こういうの大丈夫?ゼリーをつけるからちょっと冷たいと思うけど、大丈夫かな?」
と確認しながら進めてくれます。
娘も「それくらいなら大丈夫。」とスムーズに検査ができていました。

ドクターは終始娘から細かく聞き取りをし、娘もそれに正確に答えようと頑張っています。
かなり丁寧に、時間をかけて問診してくれたと思います。

娘は、これまであまり西洋薬で合うものが見つからないので、できれば漢方で治療したいと、ちゃんと希望を言えていました。
ただし、粉末の薬が飲めないので、錠剤の漢方でないと困る、ということを私が捕捉。

ドクターは、漢方にしろ、低用量ピルにしろ、過眠による生活リズムを整えることに対しては、薬は一つのきっかけに過ぎないので、自分の意思での努力も必要になる、ということを娘に話してくれました。
婦人科ではなく、精神科の専門領域が適している場合はそちらを受診してもらうことになるとも言ってましたが、PMSによるものならば改善の可能性はあるとのこと。

娘は薬の服用時間が一定でないこと、また自分で管理できないことから、低用量ピルは無理と自分で判断していたので、ドクターもまず漢方を試してみましょう、ということになりました。

 


今回の診察で、娘はこの先生なら怖くないと思ったようですよ。
私もとても好印象。
これで次回もこの病院に来られそうです。

ああ〜良かった〜〜!


ちょっと余談ですが、娘がエコー検査を受けている時にちらっと見えた電子カルテに、娘が発達障害の病院を受診するに至った経緯までが入力してありました。

「2013年、家庭内暴力があり〇〇小児科より紹介状で受診」

おお〜〜っ!
そうだった!そうだった!
そんなこともあった!
なんか懐かしい感じすらする!

・・・と、だーいぶ忘れるくらいになっていた私。

娘本人はまだひどい状態かもしれませんが、家族としてはひどい状態からは脱しているってことですよね。

なんだかしみじみと娘の成長を感じた診察でした。

  

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