思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


中学不登校の女の子がこのブログを見つけて、お母さんに読ませていました【2019/04/25 追記】

不登校の子どもが自分の特徴を検索して見つけたケース

前回の記事では、私にたどり着いた方の一般的なケースを紹介させていただきました。

今回は、私も初めて聞いたケースを紹介します。
先日のおしゃべり会に参加してくれたお母さんの話なのですが、快くブログ掲載をOKしてくださいました。
ありがとうございます😊

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中学になって学校に行きづらくなってきた娘さん。
自分の意思が強くあり、自分で決めたことであればすごい行動力がある、ST(スペシャルタレント)気質の特徴が顕著な子です。

たびたびお母さんと衝突していたようなのですが、ある時娘さんが自分の携帯で検索し、私のブログを見つけてお母さんへのメッセージに添付して送ってきたんだそうです。

それが具体的にどの記事か特定できないので、ここでリンクは貼れないのですが、ライブドアブログの方だったとのこと。
内容は、「ST気質の子は、自分の思っていること、考えていることを言葉で表現することができない。曖昧な表現が理解できない。」ということをメインに、ST気質の特徴を書いた記事だったようです。
私がたびたび書いていることですね。

 

【2019/04/25 追記】

この記事を読んだお母さんが記事を見つけてご連絡をくださいました。

こちらの記事だそうです。

ST気質(発達障害)の人にはよくわからない曖昧な言葉と、言葉への厳しさ : 不登校 ひきこもり 家族支援カウンセラー海野しぶきの思春期ブルー相談室ブログ

 

娘さんは、お母さんにその記事を読ませてから、「私はこういうことで困っているんだ」と話してくれたんだとか。

それがきっかけでお母さんは私の書いたものを読み込んでくださり、あいあいキッズクリニックの北島先生がお出しになった本も購入されています。

 

不登校の子どもは自分が何者か知りたがっています

娘さんがどのような検索ワードで私のブログを読んでみようと思ったのかはわからないのですが、ひとつ言えることは、「自分が普通の人とは違う」と感じていたということです。

言葉にならない、
言葉にできない、
話して伝えることができない、

こういう感覚を持っていて、生きづらさ、生きにくさがあったということ。

これは一体何なんだろう、と知りたかったということです。

その自分の感覚が文章で表現されていたのが私のブログだったのでしょう。

本当に、よくぞ見つけてくれたと思います。

発達障害及びその周辺のグレーゾーン当事者の方にも読んでもらいたい

私は家族支援カウンセラーとして、主に不登校やひきこもりのお子さんのことでお悩みの親御さんに向けてカウンセリングを行い、ホームページやブログで記事を書いていますが、それは私自身の経験が生かせるからです。
ベースには「ST気質の普及活動」という大きな目的もあるんですね。

今回ご紹介したケースは、それが一人の女の子にできた、ということであり、私も大変嬉しく感じました。


不登校やひきこもりに限らず、ご自身の“気質”を理解できずに二次障害で長年苦しんでいる当事者の方はたくさんいるわけです。

発達障害とかグレーゾーンとか、そういうカテゴリーや言葉にこだわらず、「ST気質」として受け入れてみると、二次障害の苦しみを癒すきっかけになるのではないかと思います。

これは私がいつも親御さんに向けて伝え続けていることですけれども、当事者の方に伝えたいことでもあるんだな、と改めて気づくことができました。


今回、娘さんのエピソードを話してくれたお母さんは、先日のおしゃべり会に参加するにあたり、娘さんに「あなたが教えてくれた海野さんが主催している親の会に参加してくるね。」
と言ったら、
「よろしくお願いします。」
と快く送り出してもらえたそうですよ。
娘さん、どうもありがとうね!