不登校ひきこもり 思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


発達障害は人類の進化?こんなユニークでステキな発想も、ありですよね!?

少しの間ブログをお休みさせてもらいました。
実は生まれて初めての北海道旅行だったんです。
10年続いた介護も終わり、ひきこもりの娘もこの春から通信制の大学生になりますしね。
自分へのご褒美で、これまた生まれて初めての一人旅でした!
おかげさまで、とっても楽しかったですよー😊

と、前置きはこれくらいにして、今回もこのブログならではの記事にしたいと思います。

「発達障害」について、娘の主治医と語る

今回は3年前の2016年、娘が高校を辞めて正しくひきこもっていたころのリライト記事です。
今読み返してみてもなかなかに斬新で、読んだ人がハッピーになれるかな、と思いましたので、改めて紹介しますね。

今回の登場人物は娘の発達障害でお世話なっているドクターです。


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ある診察日。
娘は行きたい気持ちはあるものの体が動かず、結局行けませんでした。
病院に電話したらお母さんだけでもOKと言ってくれたので、私が一人で行ってきた時のことです。

娘抜きの診察は久しぶりでしたが、こういう時は娘の前では話しにくい内容もドクターに伝えられるので、むしろ貴重な時間なんですよね。
ドクターも、大人だけの会話を楽しんでいるようです。

この日は「発達障害」の今の問題点と未来について語ってくれました。

ここ数年で「発達障害」はずいぶんと浸透し、わりと小さいうちからその子に合った対応をできるようになっているとドクター。

確かにメディアでの情報は増えていますし、ネットの情報もこちらから求めれば、それこそ溢れるほど出てきますので、この10年でずいぶん変わった印象です。
娘が小さいころは情報も一辺倒で少なく、知ることすらできずに大変苦労したので、今は得た知恵を元に暮らしやすくできますから、いい時代になったと思います。

しかし最近問題となっているのは、子ども側が「できない事は、いつまでもできなくていい」と思い込んでしまい、できる年齢になってもやろうとしないことなんだそうです。

ドクターの考えとしては、概ね10歳くらいからは、本人の納得のいく説明を受けた上で少しずつチャレンジしていく必要があると…。

私は、それは親子関係が良好でないと大変、と思いましたが、幼少期から本人の特性を理解している場合と、そうでない場合(うちみたいに)では、母親の姿勢が全く違うみたいですね。
特性を理解していると、計画的に理性的に事に当たれるからかもしれませんね。

子どもの特性上、わからせることが難しいことは変わらないでしょうが、母親自身が暗闇にいるわけではないし、支援センターや主治医など身近に相談相手がいることも安心材料となるようです。

それにしても、ドクターの「10歳」という感覚は、家族支援メンタルサポート協会の森理事長の言うところの「つ離れ」と一致していますので、やはりこの時期の子どもの発達は、極めて重要なんだろうなー、と改めて思いました。
【「つ離れ」についてはこちらの記事に書いてあります↓】

ssbluesoudan.hatenablog.com

 

発達障害を全人類学的視点でとらえてみる

そしてドクターは、独自の発達障害観も教えてくれました。

現代、これだけ多くの人が発達障害だと言われる現象があり、また近年では定型発達の子どもの発達障害様症状も見受けられる。
これは、大きな流れで見れば、人類の進化ではないか、というのです。

「今の世の中、一生懸命勉強して高学歴でいい会社、大きい会社に入ったからといって、昔と違って会社自体がどうなるかわからないでしょう?
会社がどんどん成長して、自分が活躍する場があればいいけど、そうじゃないんだから。
そんなの、つまんないじゃない。」

だから、発達障害の子みたいに進化した脳の持ち主が、自分の特化した能力を活かして社会を変えていくだろうと。

今はその進化の過程で「障害」のくくりになっているが、それも間もなく変わるでしょう、とのこと。


パチパチパチ(私の拍手👏😭)


ドクターがこの発言をしたのが3年前のことなので、今もお考えが変わっていなければいいな〜と思いながら紹介させていただきました。


人類の進化となれば、誰も経験したことのない未知の領域に踏み込むことになりますよね。

これまでの常識を覆し、新しい時代を作る。

発達障害の子は、それだけのエネルギーやパワーやアイデアを持ち合わせているのです。

もちろん、今すぐの変化ではなく、何世代か未来のことになるかもしれませんが。

でも、私たちの子どもは、その入り口に立つスペシャルタレントなのです。


そう思うと、なんだかワクワクしてきませんか?


今、子どもが発達障害だと診断されたばかりだったり、逆に診断がつかないことによるモヤモヤでお悩みのお母さんは、
「人類の進化のお手伝いをしてるんだわ!」
と肯定的にとらえることで、大変な子育てにも楽しく取り組めるのではないでしょうか。

そういう、前向きなお母さんがいっぱい増えて、前向きなSTの子が集まれば、それこそ人類の進化もスピードアップするかもしれませんよね!

なんだか楽しみですね〜〜🤗


みなさんはどうでしょう?