思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


ST気質

「子どものうつ」NHK番組の感想〈原因となる発達障害について〉

子どもでもなるうつ病。原因は発達障害 前々回の記事で、子どものうつ病をテーマにしていたNHK「きょうの健康」の番組内容を紹介しました。 【その記事がこちらです↓】 ssbluesoudan.hatenablog.com 番組では、児童思春期精神医学の専門家である北海道大学特…

「子どものうつ」NHK番組の感想〈治療について〉

番組を見た私の率直な感想 前回の記事で、子どものうつ病をテーマにしていたNHK「きょうの健康」の番組内容を紹介しました。 番組では、児童思春期精神医学の専門家である齋藤卓弥先生が、うつの背景には発達障害があること、また子どもには抗うつ剤は効果が…

娘の発達障害と不登校。私の迷いなき子育てが娘を追い詰めていました

娘の独特な性質がわからず、子育てにいつも悩まされていた私 娘は、生まれた瞬間から(私の感覚では妊娠した瞬間から)とても育てるのが大変なタイプの子で、すくすくと育った記憶は全くなく、いつのどの時を思い出しても「あぁ、あの時はあれが大変だった」…

私が留守の間にバイトが決まった娘。私が帰宅してからどうなった?

お腹の過敏。一人でバイト面接に臨んだ娘の対処法 前回の記事の続きです。娘は、自分一人で探したアルバイト求人サイトから応募して、面接、採用となりましたが、私が一人で旅行中のことだったので、普段なら当てにしているサポートもなく、夫の出勤後、朝起…

そして娘、バイトはどうしたかというと、、いきなりのトントン拍子

五感の過敏さを極力刺激しないで済む仕事を探す 前回からの続きになります。娘、家から一番近いパン屋さんでバイトできたらいいなぁ、と思っていましたが、実際に条件を聞きに行くと、体力的に難しそうだったためそこは見切りをつけ、駅の周辺まで範囲を広げ…

娘、極度の緊張で自分がどうなるかを知る機会となったバイト面接

あんなに緊張して行ったのに、なんだか「?」となってしまった娘 前回の記事の続きです。すぐ近所のパン屋さんに、バイト募集の張り紙を見つけ、詳細を聞きに行った娘ですが、それが事実上の面接のような形となったようです。 前回書いたように、娘は緊張の…

娘、バイト面接前の緊張が強過ぎる件と優しい友だちの話

娘自身、具合が悪くなるのは心因性のものだと納得した朝 前回の記事の続きです。娘、近所のパン屋さんで募集していたアルバイトの詳細を知りたくて、一人尋ねて行ったのですが、その後かかってきた電話に出られなかったり、お店に行ったものの担当者が不在だ…

さて困った!アルバイトの問い合わせ電話ができない娘

電話が苦手な娘。電話に出られずフリーズ 前回からの続きです。娘、パン屋さんからの電話に出られなかったこと、自分からかけ直すことができないことで一日中鬱々としていました。 その翌日は長かったゴールデンウイーク最終日。その日はお昼ご飯を食べに、…

バイトに応募するため行動を始めた娘ですが…

近所でできそうなバイトは候補が二つだけ… 近所をウロウロしてアルバイトの募集をしているお店を探し、パン屋さんとレストランのホール係を探して来たところまでを前回の記事で書きました。娘と犬の散歩をしながらバイト探ししました - 思春期ブルー相談室ブ…

子どもに携わる仕事をする人にぜひ知っていてもらいたいこと

家と外で違うタイプの子どもがいる、ということ 今回は、前の記事の続きのような内容となります。 うちの娘が学校に行っていたころの困り事を書きましたが、私は私で、家で娘の対応に困っていたわけです。 一番の悩みは、娘が「外ではご機嫌、家では不機嫌」…

ADHDの娘が、学校ならではの生活で困っていたこと

先生の言うことはどうしても聞きたいから、挙手もするし立候補もする 新学期が始まりましたね。今回は、中1で発達障害ADHDと診断された娘本人が、自分の気質を受け入れるようになってから、ポツポツと思い出して言っていたことをまとめてみます。 まずは小学…

子どもが学校では楽しそうなのに、家では不機嫌な理由

外で頑張ることが止められない、0か100の真面目な気質 娘が小学4年生くらいからのことです。 自宅で、明らかにストレスがあるだろうと思われる様子を見せるようになりました。 「外では元気、家では不機嫌」がより一層顕著になり、私に対する態度は反抗的で…

症状は変わらないけれども、名称や分類が変化する「発達障害」

「発達障害」も時代により変化していきます 前回の記事で「反抗期」ではなく「自立期」と考えた方がいいんじゃないか、ということを書きました。 【こちらがその記事になります↓】 ssbluesoudan.hatenablog.com 同じような感じで名前から受ける印象が悪い「…

敏感なST気質(発達障害及びその周辺のグレーゾーン)の人はアレルギーになりやすい?

娘は赤ちゃんのころからアレルギー体質です 娘は、生まれて間もなくから皮膚に赤みが出て、いつもかゆそうにしている赤ちゃんでした。産後1ヶ月の健診の時には、「脂漏性湿疹がひどいね。」とドクターに言われたくらいです。 その後脂漏性湿疹はおさまって…

家と外で態度が違う娘。「話せない」と言われて勘違いし、娘を追い詰めていました

お友だちとの比較で育てにくさを確信した幼稚園時代 今、「うちの子は育てにくい」と悩んでいるお母さんの中に、子どもの態度や表情が家と外で違うと感じている方はいるでしょうか? 前回の記事でも書きましたが、私自身は娘が家の中と外にいる時の態度が全…

ST気質の人は曖昧な表情が苦手と教わって、娘の頑張りにようやく気づけました

嬉し恥ずかしではなく、「嬉しい」か「恥ずかしい」 以前、家族支援メンタルサポート協会の森理事長の講義の中で、こういう話がありました。 「ST(スペシャルタレント)気質の人は嬉し恥ずかしのような曖昧な表情ができない。嬉しい!嫌だ!とハッキリして…

曖昧な表現が苦手だけど、言葉の細部にこだわりがある人たち

いわゆる普通の人が多用する言葉に混乱しているST気質の子ども 曖昧な表現が苦手なST(スペシャルタレント)気質の人にとって、意味がよくわからず混乱する言葉があります。 「あとで」「ちょっと」「少々」「だいたい」「適当に」などなど。 本人は、「それ…

中学2年生から不登校を選んだ娘は、学校とどう付き合うことにしたか

一人の生徒ではなく、個人として見てくれたことが救いに 今回する娘の話は、発達障害ADHDの診断から1年後、中学2年生で不登校が始まってからのことです。 娘の場合、不登校の直接的な理由は感覚的な過敏さからくる体調不良でした。だんだんと普通の学校生活…

中学生になってから発達障害ADHDと診断された娘は、学校でどんなことに困っていたか

卒業式のシーズンですね。娘が中学を卒業したのは4年前のことになりますが、今回は当時のことを思い出しながら記事にしたいと思います。 娘は、中学1年生の途中で発達障害ADHDと診断されました。 これまで本人はもちろんのこと、家族も“普通の子”として暮ら…

思春期につまずきを見せる子どもたちに共通する気質について

発達障害や不登校、その他の二次障害を、ひとまとめに理解してみる 多くの不登校専門カウンセラーの先生が、不登校を始め、摂食障害や起立性調節障害、強迫性障害など、思春期になってからつまずきを見せる子どもたちには、共通する性質、特徴があると言って…

発達障害は人類の進化?こんなユニークでステキな発想も、ありですよね!?

少しの間ブログをお休みさせてもらいました。実は生まれて初めての北海道旅行だったんです。10年続いた介護も終わり、ひきこもりの娘もこの春から通信制の大学生になりますしね。自分へのご褒美で、これまた生まれて初めての一人旅でした!おかげさまで、と…

「発達障害」と自覚するよりも、思春期以降は「ST気質」と認識すると前向きになれます(^^)

自己肯定感の低い子に「発達障害」と認識させると、より一層落ち込んでしまう危険性が これまでの記事でもお伝えしていますが、私の娘は発達障害ADHDと診断されています。元々、敏感でアレルギー体質のところ、ストレスフルな思春期を迎えて感覚が敏感過ぎる…

ST気質の人は予測がついていることが大事な特徴があるのに、自分でするのは不得意です

予測が不得意だとどんなことが起こりやすくなるでしょうか 前回のブログで、ST気質(発達障害及びその周辺のグレーゾーンを含む)の人の特徴として、「びっくりしやすい人、驚くのが苦手な人は、予測がつくことが大事。」という話をしました。 今回はその続…

驚くのが苦手なST気質さんは、前もって知っておくことが大事

びっくりしやすい人には、そこから派生する特徴があるはずです ST気質(発達障害及びその周辺のグレーゾーン)にもいろいろなタイプの人がいて、細かな特徴は人それぞれだと思いますが、基本的な資質として、驚くことが苦手な人が多いようです。背後から呼ば…

ST(スペシャルタレント)気質の特徴的な返事の仕方

「はーい」と言えない娘 うちの娘は、口がきけるようになってからというもの、私に対して「はーい」と返事をしたことがほとんどありません。この「はーい」というのは、幼稚園から小学校低学年くらいの子どもがする、いいお返事の「はーい」です。 娘は、と…

過保護と過干渉について 5

過保護の実践 静編 前回は、子どもからの「要求」に対して「過保護」にするにはどうしたらいいかを書きました。「要求」といっても、比較的わかりやすい「動的な要求」についてでしたね。 ssbluesoudan.hatenablog.com しかし、不登校で引きこもりがちな子ど…

『思春期ブルー』とは

『ST(スペシャルタレント)気質』の子が思春期を迎えるとどうなるか 私が家族支援カウンセラーの資格を取った家族支援メンタルサポート協会では、人にはない優れた才能を持ちながらも、基本的な人間関係能力に弱さがあり、集団の中で協調性を要求されると居…

『ST(スペシャルタレント)気質』とは

思春期でつまずくようになって見えてくる気質 わが子が思春期に突入し、突然トラブルが噴出。反抗的な態度や暴言、暴力。朝起きれず、昼夜逆転し、ゲームやスマホへの依存。摂食障害や強迫性障害。そして不登校、ひきこもり…。子どものつまずき「思春期ブル…