思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


ST気質

思春期ブルー。お薬は二人三脚で

気質を理解して、どこまでサポートが必要か見つけていきましょう おしゃべり会に参加してくれたり、カウンセリングを受けてくださるお母さんから、よく聞かれることに、「なぜ子どもは自分から薬を飲まないのか?」「いつになったら忘れずに飲めるのか?」と…

娘のADHDの忘れっぽさ。最近、同じになってきた私

物忘れのミスから、家族のコミュニケーションを考えてみました この間の記事で、私は家にある物全てのしまい場所を覚えている、と書いたんですけどー、 でも〜〜、最近ー、その私の記憶もあやしくなってきていますぅ〜〜 存在そのものを忘れてしまったり、し…

物を探すのが得意な娘と苦手な夫

似た者同士でも、得意不得意に違いがあります ST気質(発達障害及びその周辺のグレーゾーン)は家族性のものなので、家族みんなST(スペシャルタレント)気質ということもよくあります。 わがST家族は、強度で言ったら娘が強、夫が中、私が弱、という感じか…

発達障害の特徴かな。自分の家の間取りが書けない娘

頭の中に地図が浮かばないのは、家の中でも同じようです 先日、発達障害で通っている病院に診察に行った時のことです。 ドクターが処方せんを記入している間に、娘と看護師さんがしゃべっていて、何かの話の流れで地図が読めるかどうか、という話になりまし…

わが家のひきこもり娘の、口内炎対処法

どーでもいい話ですが、娘の口内炎対処法が面白かった話 いつもブログを読んでくださる読者のみなさん、ありがとうございます 長く読んでいてくださる方なら、なんとなく娘のこともお分かりだと思いますが、うちの娘にはST気質(発達障害及びその周辺のグレ…

娘、今のバイトを始めてから、初の欠勤

バイト先に欠勤の電話ができました! 「電話ができた」 ただこれだけのことを見出しにするなんてどうかと思いますけど、これができるようになっただけで、発達障害の娘にはすごいことなんです。 娘が発達障害と診断されたのは7年前の中学1年生の時。診断を受…

#8月31日の夜に。生きていたいから、子どもは不登校を選んでいます

生きるのがつらい若者と暮らす家族へ向けて、私からのメッセージ 長い夏休みが終わるこの時期は、子どもの自殺が増えるということで、各メディアでも自殺予防関連の情報が出ていますね。 NHKハートネットTVでは昨年から「#8月31日の夜に。」というハッシュタ…

夏の風物詩、花火大会。ある家族のできごとから、子どもの受容について考える

今週のお題「夏休み」 花火の音が怖い子どもに対する、家族それぞれの対応 先日地元の花火大会があり、解放された公園の広場に、犬を連れて夫婦で出かけました。 毎年恒例行事ですから楽しみ方もだいぶ習得してきて、今年は敷物とバスタオルを持参し、タオル…

ST気質、発達障害の人の生きづらさ。成功していたら感じてはいけないの?

発達障害の認知度が上がったことで起こる現象 家族支援メンタルサポート協会で提唱しているST気質(発達障害及びその周辺のグレーゾーン)でも、幼い頃から興味関心のあることに没頭してよい環境で育ち、自己肯定感を保つことができれば、自分の得意分野で活…

ST(スペシャルタレント)気質の代表例、イチローさんを解説

ST気質の代表例、イチローさん 今週末に、家族支援カウンセラーの養成講座があります。かしめん協会の森理事長は、講座や講演会の際、ST気質をわかりやすく説明するための代表例として、メジャーリーグで活躍したイチローさんのことをよく引き合いに出すんで…

フツーの子とのギャップ。発達障害の娘が中学生時代に受けていた評価

ST気質娘の、最近の体調 PMS(月経前症候群)の治療を開始して、なんとか一日が24時間になってきている娘。以前のように1回の睡眠時間が14〜16時間ということはなくなりました。 ただ、自然に目が覚める、自発的に起きる、ということはなく、希望の時間に私…

不登校の子どもの謎の行動には必ず理由があります

不登校になる子の気質的な特徴 私は、不登校やひきこもりになる子にはST(スペシャルタレント)気質があり、長年のストレスから思春期ブルーに陥った結果として不登校になっていると説明しています。 ST気質とは、発達障害及びその周辺のグレーゾーンの人が…

「子どものうつ」NHK番組の感想〈原因となる発達障害について〉

子どもでもなるうつ病。原因は発達障害 前々回の記事で、子どものうつ病をテーマにしていたNHK「きょうの健康」の番組内容を紹介しました。 【その記事がこちらです↓】 ssbluesoudan.hatenablog.com 番組では、児童思春期精神医学の専門家である北海道大学特…

「子どものうつ」NHK番組の感想〈治療について〉

番組を見た私の率直な感想 前回の記事で、子どものうつ病をテーマにしていたNHK「きょうの健康」の番組内容を紹介しました。 番組では、児童思春期精神医学の専門家である齋藤卓弥先生が、うつの背景には発達障害があること、また子どもには抗うつ剤は効果が…

娘の発達障害と不登校。私の迷いなき子育てが娘を追い詰めていました

娘の独特な性質がわからず、子育てにいつも悩まされていた私 娘は、生まれた瞬間から(私の感覚では妊娠した瞬間から)とても育てるのが大変なタイプの子で、すくすくと育った記憶は全くなく、いつのどの時を思い出しても「あぁ、あの時はあれが大変だった」…

私が留守の間にバイトが決まった娘。私が帰宅してからどうなった?

お腹の過敏。一人でバイト面接に臨んだ娘の対処法 前回の記事の続きです。娘は、自分一人で探したアルバイト求人サイトから応募して、面接、採用となりましたが、私が一人で旅行中のことだったので、普段なら当てにしているサポートもなく、夫の出勤後、朝起…

そして娘、バイトはどうしたかというと、、いきなりのトントン拍子

五感の過敏さを極力刺激しないで済む仕事を探す 前回からの続きになります。娘、家から一番近いパン屋さんでバイトできたらいいなぁ、と思っていましたが、実際に条件を聞きに行くと、体力的に難しそうだったためそこは見切りをつけ、駅の周辺まで範囲を広げ…

娘、極度の緊張で自分がどうなるかを知る機会となったバイト面接

あんなに緊張して行ったのに、なんだか「?」となってしまった娘 前回の記事の続きです。すぐ近所のパン屋さんに、バイト募集の張り紙を見つけ、詳細を聞きに行った娘ですが、それが事実上の面接のような形となったようです。 前回書いたように、娘は緊張の…

娘、バイト面接前の緊張が強過ぎる件と優しい友だちの話

娘自身、具合が悪くなるのは心因性のものだと納得した朝 前回の記事の続きです。娘、近所のパン屋さんで募集していたアルバイトの詳細を知りたくて、一人尋ねて行ったのですが、その後かかってきた電話に出られなかったり、お店に行ったものの担当者が不在だ…

さて困った!アルバイトの問い合わせ電話ができない娘

電話が苦手な娘。電話に出られずフリーズ 前回からの続きです。娘、パン屋さんからの電話に出られなかったこと、自分からかけ直すことができないことで一日中鬱々としていました。 その翌日は長かったゴールデンウイーク最終日。その日はお昼ご飯を食べに、…

バイトに応募するため行動を始めた娘ですが…

近所でできそうなバイトは候補が二つだけ… 近所をウロウロしてアルバイトの募集をしているお店を探し、パン屋さんとレストランのホール係を探して来たところまでを前回の記事で書きました。娘と犬の散歩をしながらバイト探ししました - 思春期ブルー相談室ブ…

子どもに携わる仕事をする人にぜひ知っていてもらいたいこと

家と外で違うタイプの子どもがいる、ということ 今回は、前の記事の続きのような内容となります。 うちの娘が学校に行っていたころの困り事を書きましたが、私は私で、家で娘の対応に困っていたわけです。 一番の悩みは、娘が「外ではご機嫌、家では不機嫌」…

ADHDの娘が、学校ならではの生活で困っていたこと

先生の言うことはどうしても聞きたいから、挙手もするし立候補もする 新学期が始まりましたね。今回は、中1で発達障害ADHDと診断された娘本人が、自分の気質を受け入れるようになってから、ポツポツと思い出して言っていたことをまとめてみます。 まずは小学…

子どもが学校では楽しそうなのに、家では不機嫌な理由

外で頑張ることが止められない、0か100の真面目な気質 娘が小学4年生くらいからのことです。 自宅で、明らかにストレスがあるだろうと思われる様子を見せるようになりました。 「外では元気、家では不機嫌」がより一層顕著になり、私に対する態度は反抗的で…

症状は変わらないけれども、名称や分類が変化する「発達障害」

「発達障害」も時代により変化していきます 前回の記事で「反抗期」ではなく「自立期」と考えた方がいいんじゃないか、ということを書きました。 【こちらがその記事になります↓】 ssbluesoudan.hatenablog.com 同じような感じで名前から受ける印象が悪い「…

敏感なST気質(発達障害及びその周辺のグレーゾーン)の人はアレルギーになりやすい?

娘は赤ちゃんのころからアレルギー体質です 娘は、生まれて間もなくから皮膚に赤みが出て、いつもかゆそうにしている赤ちゃんでした。産後1ヶ月の健診の時には、「脂漏性湿疹がひどいね。」とドクターに言われたくらいです。 その後脂漏性湿疹はおさまって…

家と外で態度が違う娘。「話せない」と言われて勘違いし、娘を追い詰めていました

お友だちとの比較で育てにくさを確信した幼稚園時代 今、「うちの子は育てにくい」と悩んでいるお母さんの中に、子どもの態度や表情が家と外で違うと感じている方はいるでしょうか? 前回の記事でも書きましたが、私自身は娘が家の中と外にいる時の態度が全…

ST気質の人は曖昧な表情が苦手と教わって、娘の頑張りにようやく気づけました

嬉し恥ずかしではなく、「嬉しい」か「恥ずかしい」 以前、家族支援メンタルサポート協会の森理事長の講義の中で、こういう話がありました。 「ST(スペシャルタレント)気質の人は嬉し恥ずかしのような曖昧な表情ができない。嬉しい!嫌だ!とハッキリして…

曖昧な表現が苦手だけど、言葉の細部にこだわりがある人たち

いわゆる普通の人が多用する言葉に混乱しているST気質の子ども 曖昧な表現が苦手なST(スペシャルタレント)気質の人にとって、意味がよくわからず混乱する言葉があります。 「あとで」「ちょっと」「少々」「だいたい」「適当に」などなど。 本人は、「それ…

中学2年生から不登校を選んだ娘は、学校とどう付き合うことにしたか

一人の生徒ではなく、個人として見てくれたことが救いに 今回する娘の話は、発達障害ADHDの診断から1年後、中学2年生で不登校が始まってからのことです。 娘の場合、不登校の直接的な理由は感覚的な過敏さからくる体調不良でした。だんだんと普通の学校生活…