思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


私の考え事

NHKひきこもりの特集番組から親子の会話を考える

ハートネットTVの「長期・高齢化するひきこもり」から母と息子の会話 私が録画して見た番組は2019年8月20日放送の「ひきこもり新時代2019 第1回「長期化、募る焦り」という番組でした。この番組は2018年8月22日放送の番組を再構築したもののようです。 番組…

#8月31日の夜に。生きていたいから、子どもは不登校を選んでいます

生きるのがつらい若者と暮らす家族へ向けて、私からのメッセージ 長い夏休みが終わるこの時期は、子どもの自殺が増えるということで、各メディアでも自殺予防関連の情報が出ていますね。 NHKハートネットTVでは昨年から「#8月31日の夜に。」というハッシュタ…

子育ての連鎖を垣間見た、おばあちゃんと孫のあるシーン

子どもへの言葉かけが、「なんで」「どうして」と質問形式なのはなぜ? 先日、残暑の厳しい日差しの中、ドラッグストアに買い物に行きました。帰ろうとして自転車置き場で鍵を外していると、すぐ近くに4、5歳の女の子が立っています。 5、6メートル先には60…

【Ⅵ引き寄せの法則】どんな人生でも、結局は受け入れて生きていくしかない

目の前の現実を受け入れるしかないのが人生 これは、子どもの不登校やひきこもりなど、親子や家族の問題を抱えている人にだけでなく、誰にでも言えることだと思いますが、人というのは、起こった現実を受け入れて生きていくしかありません。 結局のところ、…

【Ⅴ引き寄せの法則】「不登校でも大丈夫!」と親が思えるようになるには

気持ちを切り替える力を養うちょっとした工夫 前回の記事では、人は元々ネガティブな刺激の強いことを好んで考えてしまう生きものだという説明をしました。そして、過去や未来のことに脳みそを占領されそうになったら、0地点である今現在、目の前のことに集…

【Ⅳ引き寄せの法則】気持ちを切り替える力を養うには

脳にとって、より刺激的で興奮するネガティブな感情 ここのところ引き寄せの法則に関することを説明しています。「不安だ」「心配だ」「うまくいかない」「どうしよう」と思っている人は、マイナスなことに注目し続けてそう思う状況を自分で引き寄せているの…

【Ⅲ引き寄せの法則】引き寄せの法則は、思いが先。出来事も、人も集まってきます

類は友を呼ぶも引き寄せの法則 これまでの記事で、「どうしよう」「困る」という不安や心配な状況というのは引き寄せられる、ということを説明してきました。 また、「こういうふうになってほしい」「こうなってもらいたい」と願う気持ちは、その言葉通りに“…

【Ⅱ引き寄せの法則】引き寄せの法則を子育てにうまく利用する

言葉に厳密な引き寄せの法則 前回の記事で、「こうなったら嫌だなぁ」「こんなふうになったらどうしよう」と思うことほど実際にそうなるものだ、ということを、引き寄せの法則を使って説明しました。今回の記事ではもう一つ別の説明もしてみますね。 例えば…

【Ⅰ引き寄せの法則】不登校。「子どもがひきこもりになったらどうしよう!」と焦る親

引き寄せの法則で、「なったらどうしよう」と心配する状況になるようにできています 前置きをしておきますが、私はスピリチュアルとか自己啓発とかの専門家ではありません。なので、引き寄せの法則についても、うまく説明できない自信があります!ごめんなさ…

親のすることは、子どもが自分を乗り越えようとする力を信じて応援すること

わが子が自ら育とうとする意志力を支えられる親でいられるか 家族支援カウンセラーの養成講座で毎回ご協力くださる汐見稔幸白梅学園大学名誉教授は、「子どもには自分で次の課題にチャレンジする力、自分を乗り越えようとする本能が備わっている。」と言って…

子どもの習い事に見る親の過干渉

子どもが望み、楽しんでやれることを 少し前の記事で、ST(スペシャルタレント)気質の代表例であるイチローさんのことを記事にしました。 【その記事がこちらです↓】 ST(スペシャルタレント)気質の代表例、イチローさんを解説 - 思春期ブルー相談室ブログ…

不登校、ひきこもり。過干渉な親ほど子どもの自立を願う矛盾

先回りし、子どもの進むべき道にレールを敷く親 私は、発達障害及びその周辺のグレーゾーンの、思春期ブルーに陥った子どもを持つ親ごさん専門でカウンセリングを受けています。 2ケ月に一度のペースで親の会も開催していますので、同じような状況のご家族の…

夏の風物詩、花火大会。ある家族のできごとから、子どもの受容について考える

今週のお題「夏休み」 花火の音が怖い子どもに対する、家族それぞれの対応 先日地元の花火大会があり、解放された公園の広場に、犬を連れて夫婦で出かけました。 毎年恒例行事ですから楽しみ方もだいぶ習得してきて、今年は敷物とバスタオルを持参し、タオル…

娘、自分の取り扱い説明書作りが進み、ラスト2日のテストは頑張れました

ひきこもり娘、通信大学での初テスト、出席日数は5分の3 前回の記事で、テスト期間中の娘が、朝起きたと思ったら嘔吐してしまい、結局その日と翌日の2日間はテストを休んだことを書きました。 休みはしましたが、今回の嘔吐はからだのリズムと気圧の動きが関…

ST気質、発達障害の人の生きづらさ。成功していたら感じてはいけないの?

発達障害の認知度が上がったことで起こる現象 家族支援メンタルサポート協会で提唱しているST気質(発達障害及びその周辺のグレーゾーン)でも、幼い頃から興味関心のあることに没頭してよい環境で育ち、自己肯定感を保つことができれば、自分の得意分野で活…

ST(スペシャルタレント)気質の代表例、イチローさんを解説

ST気質の代表例、イチローさん 今週末に、家族支援カウンセラーの養成講座があります。かしめん協会の森理事長は、講座や講演会の際、ST気質をわかりやすく説明するための代表例として、メジャーリーグで活躍したイチローさんのことをよく引き合いに出すんで…

自立のため、子どもに甘えさせないようにするのは…

甘えと受容の関係 私は、娘が発達障害であることを知らず、彼女に適した対応というものがあることも知らなかったので、長年不適切な対応を取ることとなり、娘は中学生の段階で二次障害が出て学校に行けなくなり、ひきこもり生活が始まりました。 こういうこ…

悩みのない人生

幸せについての考え方 人は、人として成長するために生まれてきます。 そして、人は悩み、傷つくことで成長します。 人間って、自分は何で悩むのか、生まれる前にあちらの世界で課題を決めてから生まれてくるんだそうですよ。なので、悩みが全くない人はいな…

不登校でも、発達障害でも、心の病気でも、その人の存在そのものを認めること

どんな病気や障害だとしても、受容することが回復のスタート 私自身が「受容する」ことについて深く考えるきっかけとなったのは、娘の不登校でした。不登校になる1年前には発達障害と診断されましたが、その時は「受容する」ことは全く考えず、私が情熱を注…

悩みの渦中の気持ちを切り替えるきっかけ

この人のここがすごいと、お手本や目標になるエピソード 105歳でお亡くなりになった、聖路加国際病院の日野原重明先生が、ご著書『生きかた上手』の中で書いていらっしゃった言葉です。 「他人と比較して自分のほうがましだと思うのはさもしいことのようです…

他人事ではない。痛ましい事件から考えること

毎日どこかで起こっている家族間の事件 最近痛ましい事件が続き、不登校やひきこもりの子を持つ親として、連日の報道やネット情報に気分が塞いでしまう方も多くいらっしゃると思います(私も含めて)。 先日、ラジオの短いニュースコーナーで流れてきた情報…

娘の発達障害と不登校。私の迷いなき子育てが娘を追い詰めていました

娘の独特な性質がわからず、子育てにいつも悩まされていた私 娘は、生まれた瞬間から(私の感覚では妊娠した瞬間から)とても育てるのが大変なタイプの子で、すくすくと育った記憶は全くなく、いつのどの時を思い出しても「あぁ、あの時はあれが大変だった」…

ブログ読者の方からの質問にお答えします【追記あり】

娘が15歳の頃の私について いつもブログを読んでくださる読者のみなさん、ありがとうございます。先日、ブログの更新を楽しみにしているとの方からメッセージをいただきました。 そのメッセージの中に「海野さんは娘さんが15歳の頃はどのようにお過ごしでし…

ゴールデンウイーク最終日に思い出すこと

わが家の娘は、中学生の頃から学校には行かなくなりましたので、世間のお休みとは全く無関係の生活を送っておりますが、私自身がこのような活動をしていますと、この時期は子どもや新社会人の自殺予防の情報が目に飛び込んできますね。 統計上、長いお休みが…

中学不登校の女の子がこのブログを見つけて、お母さんに読ませていました【2019/04/25 追記】

不登校の子どもが自分の特徴を検索して見つけたケース 前回の記事では、私にたどり着いた方の一般的なケースを紹介させていただきました。 今回は、私も初めて聞いたケースを紹介します。先日のおしゃべり会に参加してくれたお母さんの話なのですが、快くブ…

おしゃべり会、カウンセリング。私にたどり着いた方々から感じること

ネットの検索で見つけてくれるケース 私のこの思春期ブルー相談室は、全くの個人でやっているものです。資金もなく、ほぼ毎日こちらから情報を発信しているだけで、広告は一切出していません。 なので、基本的に私にたどり着く方はネットの検索で探してくれ…

読者からの質問「発達障害と診断されて良かったかどうか」にお答えします

娘に発達障害の診断がおりて良かったかどうか 4月11日の記事を読んだ読者の方から感想を送っていただきました。 【その記事はこちらです↓】 ssbluesoudan.hatenablog.com どうもありがとうございます その中で、「娘さんに発達障害の診断がおりて良かったと…

親が子どもに言う「あなたのため」。子どもは本当の意味を見抜いています

子どもの将来を思ってのことですが… 親が自分の子どものことを大事に思うことは当然の愛情であり、当たり前のことだと思います。子どもを愛し、順調に育って欲しい、順風満帆な人生を歩んで欲しい、と願う気持ちがあることは私も否定しません。 しかし、子ど…

娘の不登校がもたらした、おまけの悟り

子どもとの関係は、どの人間関係にも応用できます 前回までの記事で書いてきた通り、私は娘の不登校を経験したことから、「価値観」についてよ〜く考え、「親は親、子どもは子ども」「子どもは、一人の人間(他者)として尊重すべき対象だ」 ということがだ…