思春期ブルー相談室ブログ

家族支援カウンセラー海野しぶきによる不登校・ひきこもりの解説と、わが家の話


発達障害

芽が出ない種だって、森には必要

人だって、芽が出なくてもこの世に必要 少し前に一人でツアーに参加して、青森県の世界自然遺産白神山地をハイキングしてきました。ブナの原生林の中に入って、森の命の営みを直に感じられたのは、本当に素晴らしい体験でしたよ! ガイドさんからブナの木の…

私が中学時代の、不登校で発達障害の友だちのこと

今でもしょっちゅう思い出す、聡明な女の子 今アラフィフの私が、中学生だったころの話です。当時通っていた中学では、クラスが違っても女の子同士近所の子が集まって登校していました。 一番学校から遠い私からスタートして、次に遠い子の家に行き、二人で…

不登校。行きたくても行けない、心とからだ

不登校で休んでいても、心は家で休めていない子ども 私は家族支援カウンセラーとして活動しておりますので、不登校の原因をその子、またその家族の持つ気質と、社会的な背景も含めての子育ての仕方に要因があると理解しています。 その気質は、このブログの…

不登校の子、発達障害の子。親は“監視“ではなく“観察”を。

親の過干渉である“監視”“見守り”は、子どものエネルギーを奪います 私は、子どもが発達障害でもグレーゾーンでも、つ離れの時期、つまり10歳を過ぎたならば、親は手出し口出しせずに子どもに任せるよう子育ての方針を変えていけば、子どもが思春期ブルーに陥…

発達障害。ADHDもASDもLDも元は同じ気質と考える

ST気質(発達障害及びその周辺のグレーゾーン)として理解すれば、すんなり腑におちます おしゃべり会でこんな感じのことをお話ししているお母さんをよく見かけます。 「うちの子はADHDだけじゃなくてASDもあって、その上HSCで、ODもあります。どうもLDもあ…

子どもの不登校が原因で、お母さんがうつになる

子どもが学校に行かなければ私も治らない、という危険な思考 子どもが中学生くらいで不登校になった場合、いわゆる思春期ブルーの爆発した状態ですから、さまざまなからだの不調や精神的なダメージがあります。 暴言暴力に始まり、起立性調節障害で昼夜が逆…

誰かのために生きる

役目があること。自分に合った役目がみつけられること 前回の記事を書いていて思ったことです。 娘は、1日を24時間で回転するように生活できなくて苦労していますが、私が思ったのは、私だって夫の出勤があったり、娘を希望時間に起こすという役目があるから…

思春期ブルー。お薬は二人三脚で

気質を理解して、どこまでサポートが必要か見つけていきましょう おしゃべり会に参加してくれたり、カウンセリングを受けてくださるお母さんから、よく聞かれることに、「なぜ子どもは自分から薬を飲まないのか?」「いつになったら忘れずに飲めるのか?」と…

娘のADHDの忘れっぽさ。最近、同じになってきた私

物忘れのミスから、家族のコミュニケーションを考えてみました この間の記事で、私は家にある物全てのしまい場所を覚えている、と書いたんですけどー、 でも〜〜、最近ー、その私の記憶もあやしくなってきていますぅ〜〜 存在そのものを忘れてしまったり、し…

発達障害の特徴かな。自分の家の間取りが書けない娘

頭の中に地図が浮かばないのは、家の中でも同じようです 先日、発達障害で通っている病院に診察に行った時のことです。 ドクターが処方せんを記入している間に、娘と看護師さんがしゃべっていて、何かの話の流れで地図が読めるかどうか、という話になりまし…

娘、今のバイトを始めてから、初の欠勤

バイト先に欠勤の電話ができました! 「電話ができた」 ただこれだけのことを見出しにするなんてどうかと思いますけど、これができるようになっただけで、発達障害の娘にはすごいことなんです。 娘が発達障害と診断されたのは7年前の中学1年生の時。診断を受…

#8月31日の夜に。生きていたいから、子どもは不登校を選んでいます

生きるのがつらい若者と暮らす家族へ向けて、私からのメッセージ 長い夏休みが終わるこの時期は、子どもの自殺が増えるということで、各メディアでも自殺予防関連の情報が出ていますね。 NHKハートネットTVでは昨年から「#8月31日の夜に。」というハッシュタ…

【Ⅲ引き寄せの法則】引き寄せの法則は、思いが先。出来事も、人も集まってきます

類は友を呼ぶも引き寄せの法則 これまでの記事で、「どうしよう」「困る」という不安や心配な状況というのは引き寄せられる、ということを説明してきました。 また、「こういうふうになってほしい」「こうなってもらいたい」と願う気持ちは、その言葉通りに“…

ST気質、発達障害の人の生きづらさ。成功していたら感じてはいけないの?

発達障害の認知度が上がったことで起こる現象 家族支援メンタルサポート協会で提唱しているST気質(発達障害及びその周辺のグレーゾーン)でも、幼い頃から興味関心のあることに没頭してよい環境で育ち、自己肯定感を保つことができれば、自分の得意分野で活…

フツーの子とのギャップ。発達障害の娘が中学生時代に受けていた評価

ST気質娘の、最近の体調 PMS(月経前症候群)の治療を開始して、なんとか一日が24時間になってきている娘。以前のように1回の睡眠時間が14〜16時間ということはなくなりました。 ただ、自然に目が覚める、自発的に起きる、ということはなく、希望の時間に私…

不登校の子どもの謎の行動には必ず理由があります

不登校になる子の気質的な特徴 私は、不登校やひきこもりになる子にはST(スペシャルタレント)気質があり、長年のストレスから思春期ブルーに陥った結果として不登校になっていると説明しています。 ST気質とは、発達障害及びその周辺のグレーゾーンの人が…

「子どものうつ」NHK番組の感想〈原因となる発達障害について〉

子どもでもなるうつ病。原因は発達障害 前々回の記事で、子どものうつ病をテーマにしていたNHK「きょうの健康」の番組内容を紹介しました。 【その記事がこちらです↓】 ssbluesoudan.hatenablog.com 番組では、児童思春期精神医学の専門家である北海道大学特…

「子どものうつ」NHK番組の感想〈治療について〉

番組を見た私の率直な感想 前回の記事で、子どものうつ病をテーマにしていたNHK「きょうの健康」の番組内容を紹介しました。 番組では、児童思春期精神医学の専門家である齋藤卓弥先生が、うつの背景には発達障害があること、また子どもには抗うつ剤は効果が…

NHK「きょうの健康」から子どものうつについての情報

子どものうつについて、NHKの番組を見て NHKの健康番組で「きょうの健康」という15分番組があります。2019年5月23日の放送でしたが、子どものうつ病について扱っていました。解説していたのは北海道大学特任教授の齋藤卓弥先生。児童思春期精神医学のスペシ…

不登校の理由の考え方

なぜ不登校になるか、表出した現象を引き起こす本質に目を向けます お子さんの不登校やひきこもりの原因を考えた時に、人間関係(友人・先生など)のつまずきや、いじめの問題、また起立性調節障害や過敏性腸症候群などの身体に現れた症状、うつ病や強迫性障…

娘の発達障害と不登校。私の迷いなき子育てが娘を追い詰めていました

娘の独特な性質がわからず、子育てにいつも悩まされていた私 娘は、生まれた瞬間から(私の感覚では妊娠した瞬間から)とても育てるのが大変なタイプの子で、すくすくと育った記憶は全くなく、いつのどの時を思い出しても「あぁ、あの時はあれが大変だった」…

PMSの治療を漢方で始めた発達障害ひきこもりの娘

娘が合う漢方薬を探したいと思うようになったきっかけ 娘が通っている発達障害の病院から紹介される形で、うちから一番近い総合病院の婦人科で月経前症候群(PMS)の治療を漢方でスタートすることになりました。 補足情報として、娘は発達障害の病院でもこれ…

ひきこもり娘、PMSによる過眠症状で初めての婦人科受診

発達障害ドクターからの婦人科受診アドバイス 前々回の記事で、発達障害の主治医に婦人科への紹介状を書いてもらったところまでを書きました。 【その記事がこちら↓】 ssbluesoudan.hatenablog.com 基本、病院が苦手な娘は、この発達障害の病院に慣れてから…

ひきこもり娘、発達障害の病院でPMSの相談

睡眠障害の治し方がわからなくて困っている娘 前回、娘が自分の睡眠障害と月経前症候群に関連があると気づいた記事の続きとなります。 【前回の記事はこちら↓】 ssbluesoudan.hatenablog.com 娘は不登校になってからというもの、規則正しく生活できたことは…

発達障害のひきこもり娘、睡眠障害とPMS(月経前症候群)の関係性に気づく

娘、思春期の最も辛い時期は過ぎたかな? 2019年現在、19歳となっている娘ですが、13歳で発達障害と診断されて以降はまともな日常生活が過ごせないほどの体調不良が続いています。 わが家では、そんな娘のことを五感力が豊かで繊細な「ST(スペシャルタレン…

ADHDの娘。中学生でポイント制を導入して修羅場になったわが家の話

ADHDの娘、思春期からポイント制を導入して失敗 娘がADHDと診断されたのは中学1年生です。 それまでのわが家では、常にやることを口頭で指示し、それができないために毎日毎日怒り続けるというのが日常でした。 発達障害と診断され、なぜ言われたことができ…

子どもに携わる仕事をする人にぜひ知っていてもらいたいこと

家と外で違うタイプの子どもがいる、ということ 今回は、前の記事の続きのような内容となります。 うちの娘が学校に行っていたころの困り事を書きましたが、私は私で、家で娘の対応に困っていたわけです。 一番の悩みは、娘が「外ではご機嫌、家では不機嫌」…

ADHDの娘が、学校ならではの生活で困っていたこと

先生の言うことはどうしても聞きたいから、挙手もするし立候補もする 新学期が始まりましたね。今回は、中1で発達障害ADHDと診断された娘本人が、自分の気質を受け入れるようになってから、ポツポツと思い出して言っていたことをまとめてみます。 まずは小学…

子どもが学校では楽しそうなのに、家では不機嫌な理由

外で頑張ることが止められない、0か100の真面目な気質 娘が小学4年生くらいからのことです。 自宅で、明らかにストレスがあるだろうと思われる様子を見せるようになりました。 「外では元気、家では不機嫌」がより一層顕著になり、私に対する態度は反抗的で…

症状は変わらないけれども、名称や分類が変化する「発達障害」

「発達障害」も時代により変化していきます 前回の記事で「反抗期」ではなく「自立期」と考えた方がいいんじゃないか、ということを書きました。 【こちらがその記事になります↓】 ssbluesoudan.hatenablog.com 同じような感じで名前から受ける印象が悪い「…